インド


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ラマナマハルシのアシュラムに行ってきた☆

ラマナ・マハルシ(マハリシともいう)、1879生~1950没。

ときに“20世紀最大の聖者”とも評される偉人である。

現在でもいわゆる‟悟り”を目指す人の中で人気が高い方でもある。

 

マハルシさんは16歳の頃に家を出た。

そして、内なる衝動に突き動かされながら、フラフラと辿り着いた先は、南インド巡礼の聖地アルナーチャラ山だったそうな。

アルナーチャラ山

こんな山っすね。

 

ここで自らの‟覚醒”に身を投じ、生涯この場所を離れなかったという。

 

 

このアルナーチャラ山の麓の街にはマハルシさんのアシュラムがあるっ!

 

というわけで、行って参りました、マハルシさんのアシュラムへ☆

 

これは2011年春に旅した、アテクシのその体験談でございます。

 

まさかラマナマハルシのアシュラムであんなことをすることになろうとは…

 

 

そんなわけでいってみましょう!!

 

◇マハルシさんのアシュラムへの行き方

 

マハルシさんのアシュラムに行くには、まずインド第4の大都市、チェンナイから行くのが行きやすいかと思います。

 

ちなみにインド最大の都市はムンバイ、2番目がコルカタ、3番目が首都デリーですね。

あくまで人口ベースですが。

インド地図

インドの地図がこんな感じで、この右下の辺りですね。

見にくいですね。

 

ちょっとアップ。ドーン。

インド地図2

東海岸ですが、だいぶ南の方。

もう南インドの一部ですね。

 

ちなみに自分は左上の方にある赤い四角、西海岸にあるインド最大の都市ムンバイから列車を使ってチェンナイ入りしました。

 

飛行機が、チェンナイ着もあるにはあったんですが、ムンバイ着より確か2万ぐらい高かったんですよね。

だったら、ムンバイから入りーの、列車でチェンナイに行った方が安くつくぞと。

 

なんたって、インドの列車、ムンバイからチェンナイ、およそ1500km(!)が2等の寝台列車で千円ぐらい(2011年当時の値段)ですからね。

安っ!インドの列車安っ!

 

ただめっちゃ時間かかりますけどね(;^_^)

14時発の列車で、翌日の17時着。

なので丸一日以上の27時間!

ワオ☆

 

列車に揺られ揺られ、揺られ続けて27時間。

到着したのがチェンナイ駅。

チェンナイ駅

まぁ、到着したその日はひとまずチェンナイで一泊。

 

〇チェンナイからティルバナマライへ

翌朝、チェンナイの大型バススタンドへ。

チェンナイ、バススタンド

ここは入口前かな。

めっちゃ広い所でしたよ。

 

ここからチェンナイから各地に向けての中長距離バスが発着する。

 

チェンナイ発、ティルバナマライ行きというのがあるので、それに乗り込む。

ブロロロロロ~。

チェンナイ→ティルバナマライ、バス

バスに揺られておよそ3時間。(120円ぐらい)

先ほどと同じ写真ですが、ティルバナマライのバススタンドに着きます。

アルナーチャラ山

〇ティルバナマライのバススタンドからアシュラムへ

ここからは3輪タクシーのオートリクシャーに乗る。

オートリクシャー

こんなやつ。

緑のものが多いですが、ここのは黄色でした。

オートリクシャー内

オートリクシャーに揺られておよそ10分。

 

マハルシさんのアシュラムに到着~~。

ラマナアシュラム

これは入口を少し入ったところ。

存在感のある大木がいい感じです☆

 

マハルシさんのアシュラムは結構街中にある感じですね。

通りを挟んで向こうは本屋さんがあったり、インターネットカフェがあったり、いわば俗世界。

 

でもマハルシさんのアシュラムに一歩足を踏み入れると、

なんというか、空気感が違うというか、

全くの別世界に感じましたね。

空気が澄んでるんですね。

アシュラム全体が、とても落ち着いた、いい雰囲気でした。

 

 

では、次はマハルシさんのアシュラム内のご紹介を。

 

◇ラマナ・アシュラムの内部公開!

さきほどの大木のあるところから進んで、右手の方にある建物がレセプションみたいなところ。

ここでまずは受付を済ませます。

レセプション

この白い服のちょっとイカツい(?)オッチャンがたぶんここの責任者みたいな方。

 

自分は予め、日本から宿泊の予約をしておきました。

〇宿泊の予約の仕方

こちらのホームページから予約できるみたいですね。

https://www.sriramanamaharshi.org/?lang=ja

これの「アーシュラム」→「宿泊」のところにメールアドレスがあるので、ここから予約できます。

 

1ヶ月前までにご予約下さいとのことです。

 

ちなみに宿泊料の設定はありません。

帰るときに、自分の気持ちでドネーション(寄付)すればOKです。

 

〇泊まらせてもらったお部屋

レセプションで予約している旨伝えると、部屋の鍵をもらえます。

スタッフの方が部屋まで案内してくれました。

レセプション→部屋

アシュラム内、結構広いんですよね。

部屋もその中に点在していて、自分が泊まったところはレセプションからだいぶ離れたところにありました。

客室遠景

こんな感じに、戸建ての建物が幾つかある。

その中の一つ。

客室外観

自分はこの部屋に泊まらせてもらいました。

 

部屋に入ると、

客室内部

お~、結構キレイです。

清潔です。

 

簡素な感じではありますが、結構快適に過ごさせてもらえました。

 

壁にはマハルシさんの写真が。

ラマナマハリシ写真

すいませんねぇ、マハルシさん。

お世話になります☆

 

マハルシさん「おぉ、ええよ、ええよ。ゆっくりしてきーな」(なんで関西弁やねん)

 

ええ人です、マハルシさん。

 

〇アシュラム内を散策

まぁ、部屋にずっとおってもしょうがないし、アシュラム内を散策しよう!

 

と部屋を出て、レセプション方向へ戻りながらアシュラムの敷地内を散策。

 

南インドらしく、ヤシの木がたくさん繁っています。

ヤシの木

ちなみにこのときは3月でしたが、気温はだいたい30℃ぐらいでしょうか。

これから暑くなる!(インドは5月がいちばん暑い)って感じの気候でした。

 

・ラマナアシュラム動物コレクション☆

おっと、猿だっ!

猿

自分は昔インドで、猿に不用意に近づいて噛まれた経験があるので、遠巻きに見ときましたが(;^_^)

まぁ、比較的穏やかな感じでした。

 

そして、

クジャク

お~、クジャクだ。

クジャクがおるぞ。

クジャク2

インドで普通に旅しててなかなか出会わないクジャク。

高級ホテルの中庭とかにはいそうですけどね。

野良クジャクなんて、インド旅してて見たことないしなぁ。

 

マハルシさんのアシュラムでは飼われてるのかなんなのかよくわかりませんが、いましたね、クジャクさん。

クジャク、アップ

またクジャクの醸し出す雰囲気が、アシュラムの落ち着いた雰囲気に合ってるんですよね。

優雅というか、なんというか。

そんな雰囲気。

 

ただこのクジャク、鳴くと結構ウルサイ。

屋根の上のクジャク

何匹かいるんですが、「ケーン、ケーン」みたいな感じで、

結構けたたましく鳴き立てる。

 

まぁ、それもご愛敬でしょうか( ‾▽‾)

 

そしてさらに、

白クジャク

白いクジャクまでいました。

 

いいですねぇ、これはこれでまた。

白クジャク2

穢れていない感じで、ピュア・ホワイト☆です。

 

〇アシュラム内の建物

ここはホールみたいなとことですね。

ホール外観

ちなみにアシュラム内には外国人がいっぱい。

ヨーロッパ系の人が多かったですね。

中国の人もいた。

 

そんなインド国外にもその名を轟かす、高名な聖者でございます。

 

ホールの中はこんな感じ。

ホール内観

綺麗ですね。

祭壇みたいなのがあって、その前の広いスペースで瞑想したりする。

 

マハルシさんの生前はここでお話とかもされていたんでしょう。

 

ここはお茶をするスペース。

お茶スペース

特にテーブルやイスはないですが。

インド人は床に直接座るのが好きですからね。

 

午後3時になると、ここでチャイ(甘ーいミルクティー)がふるまわれます☆

 

食堂はこんな感じ。

食堂

食堂にすらイスやテーブルはないですから。

 

そこはインド人の一般的なスタイル。

床で食べる。

 

レストランとか行けばもちろんイスもテーブルもありますけどね。

アシュラムみたいなところでは、だいたい床で食べるのが普通です。

 

・アシュラムの食事

その日の夕食。

ラマナアシュラム夕食

なんか葉っぱみたいなのをつなぎ合わせた食器(?)に、

スパイスで味付けしたピラフみたいなのにカレー。

 

美味しかったですよ☆

 

マハルシさんはそもそも菜食だし、玉ねぎやニンニクなど、刺激の強い野菜も料理には使わないそうなのですが、

それでよくこの美味しさを出せるもんだな、と感心しました。

 

◇ラマナアシュラムの日課

ちなみにラマナアシュラムの日課はこんな感じ。

6:45am サマーディ・ホールにてシュリー・バガヴァーンに詠唱とミルクの奉納
7:00am 朝食
8:00am ヴェーダの詠唱
10:00am 朝のプージャー
11:30am 昼食
4:00pm お茶の時間
4:00pm タミル語のシュリー・バガヴァーンの教えの朗読会
4:30pm 英語のシュリー・バガヴァーンの教えの朗読会
5:00pm ヴェーダの詠唱
6:15pm 夕方のプージャー
6:30pm タミル語のパーラーヤナ(月曜日-土曜日)
7:30pm 夕食
9:00pm サマーディ・ホールの閉館

 

これはラマナアシュラムのホームページから借りてきました。

 

といって、滞在者はこれに全部参加しなきゃいけないというわけでもない。

だいたいこの時間にこんなことやってるよーというスケジュールですね。

 

自分は結構気ままに過ごしていました。

 

この日課表には載っていないが、アシュラムの入口の近くでは、毎朝近所の人たちに食事を振舞っている。

施し

きっと食事もろくに取れない貧しい方たちなんでしょう。

そうでもない方もいるかもしれませんが。

施し2

これを無料で、しかも毎日やっているんだからすごいです。

きっとマハルシさんが健在だった頃からの習慣なんでしょうね。

 

ラマナ・マハルシさん。

自分の持ち物は杖と腰布のみ

 

アシュラムの人たちで分けることのできない贈り物はいつも断ってきたそうです。

 

ま、いろんなタイプの聖者がいるのでしょうが、

マハルシさんは、そういう意味でも、人々に尊敬されるタイプの方だったんですね。

 

いやぁ、マハルシさん、いい人だなぁ~とか思いながら部屋に戻る途中、思いがけない出来事に遭遇することに…

 

〇アシュラム内で子どもの〇〇〇を洗う

部屋に戻る途中、ふと見ると、小さい子どもがなんか悲嘆に暮れて立ち尽くしている。

子ども

この写真は事を終えた後の写真なのだが、

自分が見かけたときは、ズボンを下げて、なんか黄色いものをズボンやら足やらに付けている。

 

「ん??」

 

「って、ウ〇コもらしたんかいっ!!!

 

 

と、見回すも、辺りにその子の母親らしき人はいない。

ていうか誰もいない。

 

どーしたもんかと辺りをウロウロしたりもしてみたが、誰もおらん。

仕方なしにどこか水場をさがし、連れていってケツやら足やらウ〇コを洗い流してあげる。

 

ズボンも洗って(パンツは履いてない)、まぁ濡れてるけどしゃあない、コレこのまま履かしたる。

 

ちなみにこの写真はそのときのズボンを履かしてもらった後もなお、困惑した表情のその子供。

 

 

その後はその子のお母ちゃんを探してアシュラム内を歩く。

どうやらその子のお母ちゃんはアシュラムの掃除をしてるらしく、別のインド人の、その子の知り合いっぽい兄ちゃんに引き渡しました。

 

 

いやぁ、まさか、聖者マハリシさんのアシュラムにて、子どものウ〇コを洗うハメになるたぁ思わんかったな。

これも何かの巡り合わせ。

彼とも他生で何かしらの縁があったんかもな。

そしてこれも旅のまた一つの思い出と。

 

 

その子、翌日オレが帰るときまた見かけたけど、笑顔で手振ってましたね。

少しは気持ちも伝わっていたみたいで、なんかちょっと嬉しかったです。

 

 

と、そんな感じで、ラマナ・マハルシさんのアシュラムでの個人的ビッグイベントでした☆

 

 

ちなみにこの翌日、自分はラマナアシュラムを後にすることになるのですが、帰る時にレセプションで、もっと衝撃的な事実を知ることになります。

 

それは…

 

〇ラマナアシュラムを後にする時…

2011年3月13日の朝、自分は部屋を片付けてレセプションへ向かう。

部屋の鍵を返し、気持ちばかりのドネーション(寄付)を納め、アシュラムを出ようとすると…

 

レセプションにいた兄ちゃんが、

 

「オイ、あんたの国、大変なことになってるぞ」

 

と。

 

「へ?」

 

最初なんか冗談でも言っているのかと思いました。

 

そしたらその兄ちゃん、その日の朝刊を持ってきて見せてくれる。

 

すると、一面に福島原発の写真と記事が!

 

 

そうです、自分は東北の大震災のニュースを、インドはラマナ・マハルシさんのアシュラムで知ることになったのです。

 

3月13日なので、震災から2日後の新聞ですね。

 

驚きました。

 

 

アシュラムを出た後、慌てて日本は新潟の実家に電話。

 

とりあえず家族、親戚関係は何ともなかったのですが、被災地では何千人も亡くなっているという。

 

現実感なかったですね。

 

 

その後南インドを旅していて、「日本から来た」と言うと、

「Oh、ツナミ!ツナミ!」

と言われるようになりました。

 

小学生ぐらいの子どもも言ってましたからね。

世界的な大ニュースになっていたようです。

 

 

まぁ、それはそのときのことなので、特にラマナアシュラムには関係ないのですが、

アシュラムに行ったことを思い出すと併せて思い返されるので、少し書かせていただきました。

 

◇まとめ

・ラマナ・マハルシさんのアシュラムはティルバナマライというところにある。

・ティルバナマライへは、チェンナイからバスで3時間ほど。

・ラマナアシュラムでの宿泊は事前予約が必要。

・アシュラムの中には猿やクジャクがいるよ。

・アシュラムの日課表はあるが、別にそれに縛られなくてもいい。

とまぁ、そんなところでしょうか。

 

 

マハルシさんのアシュラムは、街中にあるものの、とても落ち着いたいいところです。

マハルシさんが健在だった頃からの、エネルギー的な名残りのようなものが、間違いなく受け継がれているんだと思います。

 

マハルシさんはもちろんいませんが、そんな名残り、雰囲気を感じに行くだけでも価値はあるかもしれません。

 

ご興味のある方は、良かったら行ってみて下さい。

 

子どものウ〇コを洗うなんて、貴重な経験もできるかもしれませんよ!( ‾▽‾)

 

 

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インドの動物写真館~牛、犬、象、クジャクetc…

牛、犬、猿、クジャク…

 

インドを旅していると、それだけでいろんな動物に出会います。

 

別に動物園とか、サファリパークとか、そういう場所に行かなくてもです。

 

普通に街中に溶け込んで、インドの人たちと一緒に生活している動物たちがたくさんいます。

 

 

今回は、そんなインドで見かけた動物たちを、写真と一緒にお届けしましょう。

 

きっとアナタも、動物に会いに、インドに行きたくなるハズ??

 

それではいってみましょう!

 

まずはインドと言えばこの動物☆

 

◇インドの牛たち~インド人の生活に溶け込んだ神様の使い

インドの牛

ハイ、牛!

 

これはデリーの安宿街、パハール・ガンジーで見かけた牛ですね。

インドの牛

こんな風に、普通に街中を牛が闊歩しています。

 

めっちゃ街の風景に溶け込んでますね☆( ‾▽‾)

インドの牛

人の集まるところに牛も多いようです。

 

残飯とかもあるし、エサが見つけやすいからかな?

インドの牛

ていうか、車が通るところに普通にいたりするので、たまにインド人にも邪魔扱いされてます。

インドの牛

なんか食ってますね。

 

たぶん荷台に残った野菜でも食べてるんでしょう。

インドの牛

こちらはインド最南端のカニャークマリというところで会った牛。

人がココナッツジュースを飲んだ後の、残ったココナッツを食べてます。

インドの牛

ちゃんと働いてる牛さんもいますね~。

荷台を引いてる。

えらいえらい。

インドの牛

こちらは飼い牛。

ミルクをとっているようです。

 

これはトラックで運ばれていく牛。

インドの牛

♪かわいそうな子牛~

売られてゆーくよー

 

と、『ドナドナ』がつい頭の中を流れてました( ‾▽‾)

 

どこかに運ばれていくんでしょうか。

インドの牛

まーでも大概は野良牛が多いっすね。

 

人々にたまに邪魔者にされながらも、それでもうまく共存して生きている。

 

それはインドで牛は、神様の使いでもあるからです。

 

破壊の神のシヴァ神の乗り物とされています。

名前はナンディー

聖なる牛です。

 

これまたインドの別の神サマ、クリシュナはもともと牛飼いだったので、

クリシュナと一緒にも牛はよく登場します。

こんな具合に。

 

そんなインドでは聖なる扱いの牛。

 

でもその図体からか、仕事や往来のジャマを結構するので、

人々からは邪険にはできないけど、まぁ、いるからしょうがない、みたいな感じでしょうか。

インドの牛

まーでもインドを旅すると牛はしょっちゅう出会いますね。

インドの牛

最初はなんなんだろう、この牛たち?

って思いましたもん。

 

日本だと牛と言えば、食用か、牛乳をとる用か、

あとは動物園とかにいるバッファローとかか、ですよね。

 

インドだと、別に食べるわけではない。

そもそもヒンドゥー教では牛は神の使いなので、牛肉は食べません。

 

かと言って、お乳をとるわけでもない。

 

もちろんミルク用の牛もインドにはいるでしょうが、

街中にいる牛はちょっとそれとは違いそう。

 

ただいる。

 

みたいな。

インドの牛

ただ往来に佇み、人々と生活を共にしている動物。

 

それがインドでの牛なのです。

 

車で走ってると、高速道路とかにも平気でいますからね。

牛 インド

そこらじゅうにいる牛。

 

あぁ、インドの牛。

牛 インド

なのでインドにいると、牛をこうやって写真に撮る機会も多い。

 

自分は牛に出会うと、半ば反射的にシャッターを切ってしまう、「牛を見かけると写真を撮ってしまう病」にかかってました。

牛 インド

牛と老婆。

 

このあとなぜか、奥にいるおばあちゃんにめっちゃ怒られました。

 

「何勝手に写真に撮ってんだよっ!」

 

みたいな感じで(^_^;)

 

 

あぁ、そんな牛たち。

 

神の使いであり、人々に崇め奉られる存在。

 

のはずなのに、ときには「シッシッ」とかやられたり、「どけー」と言って車にクラクション鳴らされたり。

 

ときにはそんな扱いも受けながら、でも憎めない、インド人の生活とともにある動物、牛!

 

でございました。

 

 

次はこれまた道端でよく見かける、インドの風景に自然と溶け込んだ動物です。

 

◇インドの犬~日中はひたすらお昼寝中

犬 インド

寝てますよー、インドの犬は。

日中はただひたすらに。

犬 インド

寝てます、寝てます。

 

ちなみにこれらの写真は5月のデリー。

日中は40℃を超える、インドとしてはもっとも暑い時期です。

デリー

インドの大都市、首都デリー。

照りつける日差しも強いですが、コンクリートに反射した日差しは熱に変わり、また暑い。

 

人もそうですが、犬にとってもなかなかしんどい季節です。

犬 インド

寝てますねぇ。

 

ていうか、日中起きている犬というのをほとんど見かけたことがない。

 

朝方とかはめっちゃ元気なんすけどね。

 

お昼どきなんて見かける犬はことごとく寝てます。

 

彼らなりの‟暑さ対策”なんでしょうか。

犬 インド

なのでこうやって壁にくっつくように寝たりしてる犬が多い。

 

少しでもひんやりしたところを選んでいるんでしょう。

犬 インド

これなんか可愛い寝かたするな~。

 

壁つめたーい、みたいにして涼んで寝ていらっしゃる。

犬 インド

建物の階段のところとか、少しでも涼しい場所を選んで寝てる。

犬 インド

ここは地下鉄の降り口のところなので、風が吹き込んで涼しい。

 

いいとこ選んで寝てますね。

犬 インド

ちょっ、邪魔なんですけどっ!

 

そんな人間の都合などおかまいなしに寝る犬☆

犬 インド

なまらジャマに、お店の真ん前で寝るヤツ。

 

ちなみにこの店…

マクドナルド インド デリー

マックです。

インド版マック。

 

インドでマックは高級レストラン。

 

一番安いベジバーガーで、安食堂のカレー定食が食べられてしまうお値段。

 

入口に警備員が立っていて、貧しい身なりの人は入れないという徹底ぶり。

 

 

さてそんなマックは置いといて、犬。

犬 インド

2匹ならんで寝てますねぇ。

 

あの階段に行きつくには、2つの超えねばならぬハードル(犬)がある。

犬 インド

この子はあんまり賢くないですね。

 

何かの下に潜ればちょっとは涼しいだろうと思っているのか。

 

でもそこ、あんま変わらへんぞ。

犬 インド

これはデリーとは違うところ、ナイニータールという日本で言えば軽井沢のような、インドの避暑地。

 

比較的涼しいにもかかわらず、やっぱり寝てます。

 

黒い犬を枕にして寝てる犬が可愛い☆

 

 

涼しいところでも日中はやっぱり寝ているということは、これはインドの犬の習性なのかもしれませんね。

 

聞くところによると、山の方では犬は夜は虎とか豹とかに食べられる危険があるんだとか。

だから緊張感をもって、夜は起きているのかもしれません。

 

そのせいか、早朝犬に合うと、眠いのか、やたら気が立ってる犬が多いです。

 

すぐ吠えられるし、結構コワい。

 

 

その分、日中は安心して寝られる時間帯なのかもしれないですね。

 

特に人がいるところには、さすがの猛獣たちもそうそう下りては来ない。

 

だから犬くんたちは、日中街中で寝ているのかもしれません。

 

 

まーでも、デリーとか都会の犬は猛獣に襲われる心配はなさそうだから、やっぱ暑さ対策なんかなー。

 

あっつい昼間はなるべく寝てて、涼しい夜に行動する、みたいな。

 

暑い中走り回ってたらさらに暑いですもんね(^_^;)

 

 

てなわけでインド動物ナンバー2は犬!でした。

◇猿!~インドの神様ハヌマーンといえば

インドでよく見かける動物ナンバー3は猿でしょうか。

猿 インド

猿はヒンズー教の神話の中では、牛よりもさらに位が高い!

もう、そりゃあ神の使いどころか、神扱いですから。

 

なぜなら、インドで大人気の一大叙事詩『ラーマーヤナ』では、

主人公ラーマを助けて、大活躍するハヌマーンが出てくるからです。

ハヌマーン

このハヌマーン、インドでも人気の高い神様の一人である。

 

子どもたちの間でもヒーロー扱い。

 

日本で言えば、プロゴルファー猿ぐらい人気が高い猿です。(いや、もっとか)

 

 

『ラーマーヤナ』の物語とハヌマーンの活躍ぶりは、こちらの記事をご覧ください☆
ガネーシャ、シヴァ、カーリー~インドの神様人気ベスト10~

 

猿は特にガンジス河のふもとの街、ハリドワールでよく見かけましたね。

猿 インド

リシケシのヨガのアシュラムにもいました。

猿 インド

ハリドワールはインドの聖地の一つでもありますし、そういう場所に猿は集まりやすいのかもしれません。

 

 

猿と言えば、自分は猿に苦い思い出が…

 

インドに初めて行ったときのこと、

ヨガのコースを受けるために行ったヨガのアシュラム(ヒンズーの寺院)に猿が一匹いたんですね。

 

首輪をつけて、紐で繋がれていたので、アシュラムの飼い猿なのでしょう。

 

その猿に不用意に近づいてしまったのが運のツキ。

 

猿に噛まれてしまいました。

 

 

自分としては、ちょっと痛かったけど、それぐらい大丈夫かな、と思っていたら、

周りのインド人が、猿は病気を持っているかもしれないから病院に行った方がいいと言われ嫌々病院に。

 

2回も病院に行って注射を受けるハメになってしまいました。

 

 

あぁ、そんなインドの猿。

猿 インド

不用意に近づくのは危険でっせ。

 

さぁて、気を取り直して(?)、次はインドでも滅多にお目にかかれない美しい鳥です☆

 

◇クジャク!~インドを彩る美しき鳥

クジャク インド

クジャク!

 

これは街中とかにおいそれといる存在ではありませんね。

 

ただインドの高級ホテルとかの中庭にはクジャクを飼っているところもよくあると聞くので、

インドを旅する旅行者にとっては、比較的目にすることもある動物かもしれません。

 

 

とは言え、自分はそげな高級ホテルなんぞには泊まったこともありません。

 

自分がクジャクを見かけたのは、

ラマナ・マハルシさんのアシュラムを訪ねたときでした。

 

インドの東海岸沿いにあるチェンナイという都市から南、

ティルバナマライというところにあるアシュラムです。

アルナーチャラ

これはティルバナマライにある‟霊山”アルナーチャラ山。

 

 

ラマナ・マハルシは20世紀半ばに亡くなられた聖者さんですね。

 

若き日に‟真我を実現”してからは、そのアルナーチャラ山を望むアシュラムにずっと滞在されていたそうな。

ラマナ・マハルシ アシュラム

こんなとこ。

 

とってもいいとこでしたよ。

 

さすが聖者のおわしましたところ、とってもエネルギーがいい。

 

この敷地の外はインドっぽい喧噪があるのですが、一歩アシュラムに入ると一気に別世界に。

 

とっても気の済んだ、落ち着いた気持ちのいい場所になるから不思議なもんです。

 

 

そこにクジャクがいました。

クジャク インド

普通にアシュラムの敷地内に生息している。

 

アシュラムの中だからこそ生きられるかもしれないですね。

クジャク インド

これはフリー写真から引っ張ってきたものですが、羽を広げると荘厳ですね。

さすがクジャク。

 

マハルシさんのアシュラムには、これまた別のクジャクもいてですね、

コレ。

クジャク インド

ホワイト・クジャク。

白孔雀。

 

これはこれでキレイですね。

聖者のアシュラムの雰囲気にピッタリの鳥です。

クジャク インド

ただ、このクジャク、鳴くと結構うるさい。

 

「ケーン、ケーン」みたいな感じで、

ときにけたたましく鳴き立てる。

 

 

そんなうるさいけど、美しき鳥、クジャクさんでした☆

 

ラマナ・アシュラムに行ってきた体験談はこちらから☆
ラマナマハルシのアシュラムに行ってきた☆

 

◇象!~インドで人気のあの神様も

象 インド

インドの動物と言えばを思い出す人も多いんじゃないかと思います。

 

インドゾウっていう種がいるぐらいですもんね。

 

ただ、牛や犬などと違って、象は普通の街中ではほとんど見かけません。

観光地とか、寺院とか、特別な場所で見かけるイメージですね。

 

たまに車で走ってたりして見かけることもありますが。

 

だいたいは象タクシーとか、観光の売り物として使われている象が多いですね。

象 インド

自分が象をまともに見たのは、南インドのミーナクシー寺院というお寺の中でした。

ミーナクシー寺院 塔門

こげな派手で立派な塔門に囲まれた寺院なんですが、

そこの中に足を踏み入れると…

象 インド

象が出迎えてくれました。

 

ゾウ~。

 

とっても荘厳な雰囲気の寺院で、その雰囲気にまた象がマッチングしてましたね。

 

 

ていうかインドゾウって、絶滅危惧種なんですね。

 

数も少なければ、大事にもされている。

 

 

そう、インドで象と言えば、この方がいらっしゃる!

ガネーシャ インド

ガネーシャ~。

 

顔だけ象の神サマです。

 

なぜ、半人半象の神サマが誕生したのか?

ガネーシャ誕生秘話はこちらをご参照ください。
ガネーシャ、シヴァ、カーリー~インドの神様人気ベスト10!〜

 

 

というわけで、象さんもインドでは人気の動物ですね。

象 インド

 

さて、だいたいメインどころの動物は紹介しました。

その他の、インドで見かけた動物たちをご紹介しましょう。

 

あまりインドというイメージにはない動物もいるかもしれません。

 

◇その他の動物たち~馬、ヤギ、鳩?

インドを旅していて、よく見かける動物ベスト3は牛、犬、猿でした。

 

その他、行くところに行けば出会える動物として、クジャクと象をご紹介しました。

 

その他、インドで私が実際目にした動物たちもご紹介致しましょう☆

 

〇馬(ポニー)

馬 インド ヒマラヤ

馬もまぁまぁ、いると言えばいますね。

 

これはヒマラヤの高地、ガンジス河の源流に近い場所で撮った馬ちゃんです。

 

 

ガンジスの源流、ゴームクには車で行けないので、だいたいは徒歩で行きます。

ゴームク トレッキング 山道

こんな道を通って、えんえんと20㎞近く歩いて行くのですが、

中には足が悪かったりして、歩いて行けない人もいる。

 

そんな人は馬に乗って行くんですね。

ポニー インド

こんなポニーも大活躍。

人を乗せたり、荷物を運んだり。

 

インドの馬ちゃん、頑張ってます☆

 

〇ヤギ

ヤギ インド

北インドではほとんど牛ばっかりでしたが、

南インドではヤギさんも見かけました。

 

ここはマハーバリプラムという、世界遺産のお寺がある街ですね。

牛 ヤギ インド

こんなして牛と一緒に昼寝してる姿が多かったです。

 

誰かに飼われている雰囲気でもなかったし、野良ヤギなんでしょうか。

 

〇鳩

鳩 インド

インド最大の都市ムンバイの海岸には、こんなして大量の鳩がいました。

 

なんでしょう、囲いがしてあるということは、餌も撒いて、ある程度ここに集めてるんでしょうか。

鳩 インド

海岸に舞い上がる鳩たち。

 

ちょっと内陸の方に入っても、鳩の大群が。

鳩 インド

うわー、鳩、鳩、鳩×数百!

 

なかなか日本でもここまでの数の鳩は見かけないですよね。

鳩 ムンバイ インド

これすごいっすよ。

 

よく見ると、木に鳩が大量にとまっている。

 

遠くから見ると、そういう木みたいに見える。

 

 

日本で鳩は平和のシンボルと言われますが、

インドでもある程度そういう意味があるようですね。

 

だからあえて囲いを作って餌をあげてるんでしょう。

 

この鳩の木の近くにはインドの英雄、ガンジーさんの記念館がありました。

ガンジー記念館 ムンバイ

ガンジーと言えば、インドの独立と平和を勝ち取った英雄。

 

そんなインドの平和の意味もあるのかもしれません。

 

〇その他の動物

あとは、写真には特にありませんが、ハリドワールの街中でが汚水をすすっているのを見かけたことがあります。

 

まさか食べるわけでもないだろうし、野良豚なんだろうか?と思いました。

 

街中に豚がいるのは結構びっくりしましたね。

 

 

はインドでは少ないですが、たまに見かけることがあります。

 

ネズミは普通に建物に住みついてますけどね。

 

 

ガチョウが人の家の庭にいるのを見かけたこともあります。

ガチョウ インド

ガーガー。

 

オラ、ガチョウ。

 

何用に飼ってるんだろ?

卵かな?

 

 

あとはデカン高原のサファリパークとかではベンガルトラが見られるそうですね。

自分は行ったことはないですが。

ホワイトタイガー ベンガルトラ インド

これはベンガルトラの亜種、ホワイトタイガー。

かっくいーっすね~。

 

 

とまぁ、そんなとこでしょうか。

 

 

最後にインドで見かける動物まとめです。

 

◇まとめ

・インドの街中で見かける動物で多いのは牛と犬!次いで猿。

・インドで牛は神の使い。

・猿と象もインドの神様になっている。

・場所によってはクジャクを見ることもできる。

・他にも馬とかヤギとか鳩とかがいるよ。

日本でも、野良犬やら野良猫やら、

あとは山の方に行けば、タヌキやら鹿やら猪やらがいたりしますよね。

 

最近は野良犬や野良猫はすぐに保健所さんが連れていってしまうので、ほとんど見かけなくなりましたね。

 

そもそも野生動物が街中にいるのは衛生上、安全上良くないとして、街中で動物を見る機会はほとんどなくなったと言っても良さそう。

 

インドでは、そんな動物たちが、人々の生活に溶け込みながら、ある意味当たり前の風景の一つとしているところが面白いです☆

 

特に自分はインドの街中に普通に牛がいるのが面白くて、牛と見れば写真を撮っていました( ‾▽‾)

 

 

そんな動物たちに出会うのも、インドを旅する魅力の一つにもなるかもしれませんね。

 

それでは☆

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ガネーシャ、シヴァ、カーリー~インドの神様人気ベスト10!〜インド神話を紐解く

インドを旅していると、実にたくさんの神サマに出会います。
その中には、これホントに神様?

と言えるようなものも多かったり。

 

象だったり、猿だったり。

 

それならまだしも、

いかにも見た目恐ろしい、鬼のような神サマがいたり。

 

何じゃこりゃー⁉

と思うような神サマにもときには出会います。

 

でも、案外そんな神サマがインド現地では人気だったり。

わからんもんです。

 

 

というわけで、謎多き、インドの神々たちの世界をご案内しましょう。

 

多種多様のインドの神様の中から、僕がインドを旅しながら、なんとなく肌で感じてきた、

人気の高いと思われる神サマたちを、勝手にランキング化してお伝えしよーと思います☆

 

 

では、まず堂々の第1位から!

 

◇ガネーシャ~商売繁盛!ご利益のある神サマ

ガネーシャ インド

デデ~ン。

 

象やないか。

 

オマエ、象やないか。

 

 

いや、よく見てくださいよ。

 

象なのは顔だけです。

首から下は人間なんですよ。

 

いや、手が4本あるから人間ではないか。

 

 

この象の神サマ、ガネーシャには誕生秘話!というものがありましてですねぇ、

それをお話ししましょう。

 

〇ガネーシャ誕生秘話!

ガネーシャはもともと、後に紹介する、シヴァパールヴァティーという神様夫婦の息子でした。

 

まぁ、実際はパールヴァティーが自分の一部から作ったということなので、パールヴァティーの息子(分身?)と言った方が正確かもしれません。

 

シヴァの奥さんであるパールヴァティーは、自分がおフロに入っているとき、

いつもシヴァが覗きに来るのに頭を痛めていましたと。

 

「あ~あ、お風呂ぐらいゆっくりはいりたいな~」

 

と思ったパールヴァティーは、一計を案じます。

自分の垢を集めて(きったね)人形を作り、そこに命を吹き込んでガネーシャを作ったのです!

 

なるほど、そいつにお風呂の番をさせようってことですね。

考えましたね、パールヴァティーさん。

 

このときのガネーシャは、まだ普通の人間のような様相でした。

 

 

ところが…

 

いつものように入浴中のパールヴァティーを訪ねてきたシヴァに、作られたばかりのガネーシャが立ちふさがります。

 

「ここは通しませんよー」

 

と。

 

シヴァは言います。

 

「あん?誰だてめぇは。

この俺様のジャマをする気か??」

 

と。

 

 

そして譲らない両者の間で壮絶なバトルが始まります。

 

シヴァは破壊の神ですから、相当強いハズ。

 

でもガネーシャも強かったようですね。

 

だって、シヴァはヴィシュヌの助け(維持の神)を借りて、ようやくガネーシャに勝ったという話なので。

 

ってことは、タイマンならガネーシャの方が強いのか??

 

なんて疑問も出てきますが、まぁ置いときましょう。

 

 

そんなこんなで激しい戦いの末、シヴァはガネーシャの首を切り落とし!(ひぇ~)

無事勝利を得ます。

 

たかが奥さんのお風呂を覗くためにそこまでするってのが凄いですが…

 

 

そこに、そんなことは露ほども思わず、のんびり入浴を楽しみ終えたパールヴァティーが出てきます。

 

首を切り落とされた、息子ガネーシャの憐れな姿を見て、パールヴァティーは嘆き悲しみます。

 

「おぉ、アンタ、なんてことするの!

オヨヨヨヨヨヨ…」

 

と。

 

愛する妻が嘆き悲しむ姿を見て、さすがのシヴァも悪いと思ったのか、

 

「わかったわかった。そう泣くでない。

新しい首を付け替えてあげるから」

 

となだめます。

 

 

そして部下にこう命令します。

 

「最初に見つけたものの首を持ってこい」

 

と。

 

 

そしたらそれが象だった!

 

ってな話です。

 

 

その部下も無能ですね。

いや、シヴァの指示が悪かったのか。

 

そしてそれでもその象の首を付けちゃうところが、インド的というか、面白い。

 

 

そもそもサイズが合うのか?

なんて疑問は持つだけムダですね( ‾▽‾)

 

 

そんなガネーシャが、インドでなぜそれほどまでに人気があるのでしょうか?

 

〇ガネーシャがインドで一番人気の理由

それは、ガネーシャが商売繁盛のご利益のある神サマだからなんです。

 

 

なんでもそのでっぷりとしたお腹が、豊かさを表していているからなんだと言いますが、

 

そんな理由でええんかい!

 

って気もしますね。

 

まぁ、いいんでしょう。

 

 

だから、インドでお店とか行くと、

このガネーシャの絵を飾っているところがとても多いです。

 

タクシーとか乗ってもよく飾ってある。

 

 

人の名前にも使われていて、

 

自分は南インドで、ガネーシャさんからガネーシャの置物を買ったことがあります( ‾▽‾)

ガネーシャを売るガネーシャ氏

そうそう、この人。

 

 

そんなガネーシャ

 

おそらく堂々の人気No.1!

ってことでいいかと思います。

 

 

ちなみにいっときベストセラーになった

『夢をかなえるゾウ』

って本がありましたが、

夢をかなえるゾウ

あれに出てくるゾウの神様がガネーシャですね。

 

読んだことはないですが、確か関西弁しゃべるんですよね。

 

 

では続いては第2位の発表!

 

◇シヴァ~破壊を司る好色な神!

ジャジャ~ン。

シヴァ

シヴァ!

おお~、かっくいー。

 

イケメンです。

シヴァの像にはイケメンが多いですね。

 

ガネーシャがいなければ1位になれたのに…

 

「なんであんなデブ象なんぞに

この俺が負けなきゃならんのだ!」

 

とシヴァ様もご立腹です。

 

タイマンじゃぁ勝てなかったんだから、それもしょうがない??

 

〇三大神の一人!破壊の神シヴァ

そんなシヴァ様は、創造の神ブラフマー、維持の神ヴィシュヌと並んで、

三大神の一つとして数えられています。

 

シヴァが司るのは破壊!

 

どがーん!ばごーん!

と、ありとあらゆるモノを破壊しまくる。

 

ひぇー、そんな神サマ嫌じゃ~

 

と思いません?

 

 

でも破壊なくして新たな創造はないわけです。

 

古い建物は壊さなきゃぁ、新しい建物を建てられない。

 

生命も、死んで滅びることによって、また次の生命へと受け継がれてゆく。

生物が死ななかったら、この世は生物で溢れてパンクしちゃいますからね。

 

そんな破壊神、シヴァ。

 

破壊する神だからか、ちょっと強そう、怖そうなイメージもあります。

だからこそ人々を惹きつける魅力があるとも言えるかもしれません。

 

ほら、高校生ぐらいの女の子って、ちょっと悪そうな男子に憧れたりするじゃないですか?

 

あんな感じ。

 

 

その強そうなイメージ通り、いろんなエピソードの中でもよく戦ってます。

 

先ほどのガネーシャとの戦いしかり、

ブラフマーの頭を1こ切り落とした、なんて話もありますし、

魔神3兄弟を殲滅した、なんて話もあります。

 

 

かと思いきや、女神ガンガー(ガンジス河の神)がこの世に降臨するときに、

人々に被害が出ないよう、自分の髪を使って地上に優しく流してあげた、

なんてエピソードもあります。

 

なんや、優しいやんか、シヴァ。

 

〇シヴァの大切な〇〇~シヴァリンガ信仰とは?

あと忘れてはならないのが、

シヴァリンガ信仰。

シヴァリンガ 砂浜 カーニャクマリ

インドでよーく見かける

こんなヤツ。

寺院でもよく見かけるし、お土産屋さんでもよく見かける。

 

こんなして砂浜に埋まってるやつもある。

 

 

これはシヴァの身体の一部の象徴なんですが、なんの部分かわかります?

 

答えはあそこです、あそこ。

 

以上!

シヴァ

でもこのシヴァさんの聖なるあそこは、インドでもの凄く人気が高い。

 

先のパールヴァティーの入浴をしきりに覗こうとしたエピソードのように、

シヴァが好色であった、というのも一つの理由なのでしょうが、

こんな話もあります。

 

ある日、創造の神ブラフマーと維持の神ヴィシュヌが、

「どっちが最高の神か?」

でモメてたらしいです。

 

「オレが一番だ!」

 

「いや、オレだ!」

 

って、小学生かっ!

 

とツッコみたくもなるのですが。

 

 

そんな口論中に、突然超~ビッグな、シヴァのあそこ(リンガ)が現れたと。

 

そのあまりにもすごい大きさに圧倒された二人は、

 

「このリンガこそが自分たちより偉大な存在である」

 

と、畏れ参ったのだと。

 

 

というのがシヴァ崇拝者たちによって都合よくフィクションされたお話。

 

逆にヴィシュヌ派からすると、

シヴァはあまりにも好色だから、リンガの形でしか崇拝されなくなった

と、逆にシヴァを貶めるようなエピソードを作ったりする。

 

大人げないな~。

どっかの国の大統領選挙じゃないんだからさ。

 

まぁ、面白いからいいですが。

 

〇踊りも一流なシヴァ☆

ちなみにこれも有名な踊るシヴァ神の像。

踊るシヴァ神

これもよくお土産屋さんに置いてたりしますね。

 

シヴァの踊りは、

永遠に続く宇宙の再生と破壊を表しているものなんだそうです。

 

へ~、すごいな~。

踊ってるだけで。

 

 

そんな人気も高いし、エピソードも多いシヴァ神。

 

でもガネーシャに負けてあえなく2位!

 

「ざけんな!

オレ、こんなに頑張ってるのに!」

 

とか言ってそうですよね。

 

お前なんかただ太ってて座ってるだけじゃねーか!」

 

みたいな。

 

 

でも人気は結局民衆が決めるもの。

お金という現世利益には、さすがのシヴァも勝てなかったか…

 

というわけで第2位のシヴァさんでした!

 

 

続いて第3位!

 

◇ヴィシュヌ~すべてを包み込み、10の化身を持つ神

ヴィシュヌ

ヴィシュヌ!

 

顔いっぱいありますね~。

手もいっぱいありますね~。

すごそうですね~。

 

シヴァには後塵を拝しましたが、さすが三大神の一人ヴィシュヌ。

 

シヴァが破壊を司り、争いを好む神であるならば、

ヴィシュヌは心穏やかに、全てを見守り、慈しむ、

そんな優しい~神サマでしょうか。

 

とは言えヴィシュヌもときには激しく戦ったり。

 

先に挙げたシヴァvsガネーシャの戦いに、シヴァについて参戦したり。(くだらんとは思わなかったのか)

創造の神ブラフマーと口論したり。

 

あとは、後に挙げるヴィシュヌの化身たちもよく戦ったりしますね。

ヴィシュヌはあくまで優しく見守り、化身たちに戦わせる、って構図もあるのかもありそうですが。

 

〇ヴィシュヌの10の化身たち!

インドでのヴィシュヌ人気は、その化身たちにあると言ってもいいかもしれません。

 

もう、そうそうたるメンツを集めて、その化身としてしまっている。

 

このへんは、他の流派の神の伝説を、ことごとくヴィシュヌの下に組み入れるという、

ヴィシュヌ派の小賢しい(?)戦略があったとも言えるのでしょう。

 

だってズルいですもん。

 

クリシュナとかラーマとか、インドでも昔から人気の高い神サマを傘下に入れーの、

仏教派も取り込むために、ブッダまで化身にしちゃうんですから。

 

そりゃーズルいでしょ。

 

と僕個人は思います。

 

 

その化身たちには動物に身を扮してるものも多い。

・マツヤ(魚)

・クールマ(亀)

・ヴァラーハ(猪)

・ヌリシンハ(顔がライオン)

・カルキ(馬)

 

あとは人の姿をした

・ヴァーマナ

先に挙げた

・クリシュナ

・ラーマ

・パラシュラーマ(斧を持ったラーマ)

そして

・ブッダ

と。

 

全部で10こ。

 

うわ~欲張り~。

 

 

あとは化身ではないが、猿の神ハヌマーン、鳥の神ガルーダといった忠実な配下もいる。

ガルーダに乗ったヴィシュヌの像も人気ですね。

ガルーダに乗るヴィシュヌ

こんなやつ。

 

インドでもこれのカラフルな彫刻とかたまに見かけました。

 

 

と、そんなちょっと欲張りでズルいんじゃないの~

的なヴィシュヌさんが第3位!でした。

 

 

続いての第4位は??

 

◇クリシュナ~神々髄一のプレイボーイ☆

クリシュナとルクミニー

はい、先ほどのヴィシュヌの化身の一人としても登場したクリシュナです。

 

名前がかっこいいですよね、クリシュナ。

自分はこの名前の響きが好きです。

 

インドでも人の名前によく使われます。

 

 

一般人でも多いですが、

 

有名人の中でも、例えばクリシュナムルティとか。

バクティヨガを極めたとされるラーマ・クリシュナ・パラマハンサとか。

 

ラーマもクリシュナも使っちゃってるよ、贅沢っ!

 

 

ヒンズーの聖典ともされる、『バガヴァッドギーター』に登場することでも有名なクリシュナさん。

 

一応実在の人物(紀元前7世紀頃)とされていますが、インドではほぼ神扱いですね。

 

お釈迦様やキリストさんとはちょっとイメージ違うもんなぁ。

 

 

まぁ、ブッダもヴィシュヌの化身として、神の一つという扱いにはなってますが、

ブッダの方は、実際の人物という感が強い。

 

それに比べてクリシュナの方は、昔から神格化が進んで、

今やインドではほぼ神の一人としての地位を確立している。

 

 

さて、そんなクリシュナは、どんな神サマだったのでしょうか?

 

〇1万6000人の妻をめとったスーパー・プレイボーイ!

クリシュナと言えば、超プレイボーイなところがクローズアップされたりする。

 

若き日のクリシュナは、月夜の晩に多くの牛飼いの女たちと、

6ヶ月にも渡る踊りを通じて愛を交わしたんだそうな。

 

長いなっ!

 

 

それだけならまだ可愛いもんだが、

 

もともと国の王子だったクリシュナは、

悪魔たちとの壮絶な戦いの末勝利し、ついにはその国の王となる。

 

そのとき、悪魔にさらわれていた1万6000人もの若い女性たちを救い出したときに一目で虜にし、

彼女たち全てを妻にしたというんだからまたスケールがデカい。

 

そして彼女たちそれぞれと、10人の息子と1人の娘をもうけたんだそうな。

 

ってことは、計算すると、1万6000人×11で、17万人以上の子どもがいたってわけか。

 

桁そのものがアホらしいというか、インド人的大胆さというか、

ま、常識外れな数字ではありますが、神だからしょうがない。

 

 

でもそんなハーレム状態にもそのうち飽きたのか、

最後は一人の妻、ルクミニーを愛し続けたといいますね。

 

それが絵にもある、クリシュナに寄り添う女性ですね。

 

 

そんなクリシュナですが、幼少の頃から数々のエピソードを残してたりします。

 

〇インドでも人気!ベイビー・クリシュナ☆

ベイビークリシュナ

可愛いですね~。

赤ちゃんというか、幼少期のクリシュナ。に

 

この頃から強かったらしいですよ。

 

赤ちゃんのクリシュナに、お乳をあげるフリをして毒を飲ませようとした女悪魔から、

逆に相手の命そのものを吸い出して倒したんだそうな。

 

 

あとはヤムナー河に住む凶悪な毒龍を捕まえて、

その頭の上で踊りを踊って打ち負かしたりとか。

 

やるな~、ベイビー・クリシュナ。

 

 

まーでも、ヤンチャだったっぽいですよね。

 

牛乳をしぼった桶をわざとひっくり返したり、

チーズやバターを盗み食いしたりして、

しょっちゅう叱られていたそうです。

 

でも懲りずにまたやる、みたいな。

 

 

そんな赤ちゃんの頃から大人気なクリシュナが、インドの神サマ第4位にランクイン!

 

 

さて、続いて第5位はーー??

 

◇ラーマ~名作『ラーマーヤナ』の主人公!

ラーマ 『ラーマーヤナ』の一場面

もともとは古代叙事詩である『ラーマーヤナ』は、成立後2000年近く経った今も、インド民衆に大人気である。

 

特に冒険的な物語調なので、子どもにも人気が高い。

ラーマーヤナを扱った絵本や、テレビドラマ、テレビアニメまである。

 

その主人公ラーマは、当然人々にも人気の高い神サマなのだ。

 

 

ラーマは、クリシュナとかと比べると、真面目で正統派なヒーロー、っていう印象を受けますね。

 

それでは一大叙事詩、『ラーマーヤナ』の物語をザっと見てみましょうか。

 

〇インドの大冒険活劇!『ラーマーヤナ』

その昔、地上と神々は強大な力を持つ魔神ラーヴァナによって苦しめられていた。

 

ラーヴァナはなんと、修行により、神にも悪魔にも殺されない力を得ていたという。

 

 

なんや、そんなの反則やん!

 

と思えるほどの、インド神話でよくあるチート能力を持つ魔神であったが、

そこは、それだからゆえに話が盛り上がるというもの。

 

じゃあこのラーヴァナに勝てる者は、神の力を持つ人間しかいない!と神々は考えた。

 

そうなの?

神で勝てなくて、神の力を持つ人間なら勝てるの?

それどういう原理?

 

などとツッコんでみても埒があかないことはもはや明確なので、先に進もう。

 

 

というわけで、慈しみの神ヴィシュヌさんの登場!

 

ヴィシュヌは神々の懇願を受け、当時苦しめられていた国の王子として生まれることにした、ってなわけ。

 

 

なるほど、それなら神でありながら人間でもあるわけだ。

あったまいー。

 

 

でもラーマには異母兄弟たちがいて、王位継承争いに敗れて森へと追いやられちゃうんですよね。

義理の母親から、自分の子どもを次の王にしたいからといって恨まれて騙されてしまう。

 

それによって、森へと追放されてしまう。

すでに妻となっていたシーターとともに。

 

あぁ、かわいそうなラーマとシーター。

 

でも物語の主人公たるもの、逆境をバネに、そこから巻き返していくのでR(あーる)!

 

 

その後ラーマの愛する妻シーターは、魔神ラーヴァナにさらわれてしまう。

 

それをラーマが奪還しに行くんですね!

冒険物語っぽい!

 

どっかの髭のオジサンのアクションゲームっぽい!

 

 

まぁでも、さらわれたお姫様を助けに行くシチュエーションは、昔からハラハラドキドキするんですね。

 

もしかしたらその設定を最初に作ったのは、成立した年代(紀元3世紀頃と言われている)を考えても、

実は『ラーマーヤナ』が初めてだったりして?

 

厳密に言うとシーターは姫というより妻ですけどね。

 

 

そうしてラーマは、途中猿の軍勢という強力な援軍の助けも受け(ハヌマーン大活躍!)、

最後はラーヴァナを討ち取り、無事シーターを助け出すのでありました。

 

そしてラーマは、ラーマの森への追放後、悲嘆の中死んでしまった王様の後を継ぎ、新しい国王となるのでありました。

 

ワー。やったー。

パチパチパチ~。

 

 

がしかし…

 

〇ラーマ国王即位!その後…

それが完全なハッピーエンドで終わるというわけでもないんですね。

 

ラーマは国王に即位後、シーターに疑いの目を向けるんですね。

 

「シーター、お前、ラーヴァナのとこにいたとき、ホントに何もなかったか?

ホントはラーヴァナとの間に何かあったんじゃねぇか??」

 

と、シーターの貞潔を疑ってしまうわけですよ。

 

そしてその猜疑心に苦しんだラーマは、ついにはシーターを王宮から追放してしまう。

 

シーターはホントは貞潔を守っていたのに。

 

 

シーターは追放された後、とある聖者にかくまわれて暮らすわけですが、そこでラーマの子どもを2人産みます。

 

それを知り、ラーマは再びシーターに対して、

シーター自身の貞潔の証明を申し入れます。

 

「おめ、それホントにオラの子け?

ラーヴァナの子じゃねぇのけ?」

 

と。

 

 

そこでシーターは大地に向かって訴えます。

 

「もし私が貞潔であるならば、

どうぞこの私を受け入れてくださませ」

 

と。

 

 

すると大地が割れ、女神が現れると、シーターの貞潔を認めます。

 

そしてシーターはそのまま、大地の中に消えていくのです。

 

 

「おおぉ、シーター。

君を疑ってすまなかった。

私はシーターの貞潔の証明を知ることはできたが、

同時にシーター、君を永遠に失ってしまったのだ…」

 

深く嘆き悲しむラーマ。

 

ラーマはその後、生涯新たに妃を迎えることなく、世を去ったのでした。

 

チャンチャン。

 

 

おおぉ、切ねぇ!

 

なんと切ない終わり方。

 

 

って、最後のセリフは自分が適当に作りましたが( ‾▽‾)

 

たぶんそんな感じでしょう。

書いてて切なくなったもんな。

 

 

ただ最後どこで終わるかに関しては、いろいろあるそうですね。

 

子ども向けのお話なんかは、シーターを奪還して、ラーマは王になりました、メデタシメデタシ。

で、終わってるパターンもあるようです。

 

だって子ども向けのお話で、

 

「シーターお前、ラーヴァナとの間に関係があったのか?」

 

みたいな展開になったら微妙じゃないですか。

 

性に関しては結構厳しい国ですしね、インド。

 

なのに神サマは自由奔放。

やりたい放題ときたもんだ!

 

まぁその辺は、インド人の抑えがちな欲求や衝動というものを、

神サマに投影しているとも言えるのかもしれませんが。

 

 

と、それはさておき、そんなラーマのお話でございました。

 

インドで大人気のお話の主人公。

そりゃラーマ自身も人気出ますよね。

 

そんなラーマが第5位でした!

 

 

続いて、第6位は!

 

ひぇぇ~、で、出たっ!!

 

◇カーリー~これも神様⁉女神デーヴィの暗黒面

カーリーとシヴァ

ギャーー、こ、怖い~~。

 

え?コレが神??

コレが神サマですかっ⁉

 

と、自分がインドの神々に触れて、

一番衝撃的だったのが、このカーリー様でした。

 

最初ホント意味わかんなかったもんな。

なんでこんないかにもコワいのが神サマなんだ??

 

 

しかもインドでそこそこ人気のある神サマらしいし。

なんで?なんでこんな怖い神サマ信奉するん??

 

みたいな。

 

〇見た目は恐ろしいが、人気のある女神様☆

カーリーが見た目も性格も(?)恐ろしいのは、それが女神のもつ一側面であるからです。

 

もともとの女神の源流‟デーヴィ”という存在がいて、その化身としてパールヴァティが生まれました。

シヴァの奥さんですね。

 

カーリーは、そのパールヴァティの暗黒面を象徴していると言えます。

 

 

人間誰しも、憎しみを持ったり、自分でも目をそむけたくなるような一面を持っていたりするものです。

 

カーリー様はそれをまさに代弁しているのでしょうね。

 

人が心の奥深くに潜めておこうとしている、人間の持つ残酷な部分、

それの一つのカタルシス(感情浄化)として、カーリーさんは生み出されたのかもしれません。

 

 

インドに初めて来たときなんてのは、

そのカーリー様の衝撃的なお姿に、畏怖と同時に深い興味も覚えたもんです。

 

すげーな!この神様!

すげーな、それを信奉してるインド人!

その国インド!

 

みたいな。

 

他の国じゃー、なかなかないですよね。

 

あったとしても、どっかに隠されてそう。

 

それを大っぴらに、誰でも見えるところに飾ったり、

あまつさえ有難がったりするもんだからまたスゴい。

 

世界でもホント独自の文化を持つ国インド、なんだと思います。

 

〇シヴァをも踏みつける恐妻カーリー!

そんなカーリー様。

あまりにも破壊が大好きで、止まらなくなってしまった。

 

そんな暴走したカーリー様を止めるため、われらがシヴァが身を挺し、

カーリーに踏みつけられることで、その暴走を食い止めた、ってなわけだそうです。

 

 

カーリーはシヴァの奥さんであるパールヴァティーの化身みたいなものなので、

カーリーにとってもシヴァは旦那のようなものでしょうか。

 

その旦那を踏みつけているのに気づいて我に返り、

 

「あ、シヴァ。

踏みつけちゃってゴメンね。

テヘペロ☆」

 

とか言って、舌を出したんだそうです。

 

ホンマかいな?

 

 

ま、テヘペロはともかく、一応そういう伝承が残っているようですね。

 

 

また踏まれているシヴァの顔もちょっと嬉しそうだったりするんですよね。

 

マゾかっ!

 

 

さて、そんなカーリー様が第6位!

 

続いて7位も、戦い好きな女神様ですっ!

 

◇ドゥルガー~神々中最強⁉ライオン(トラ)に跨った戦いの女神

ドゥルガー

ドゥルガーさん。

 

ドゥルガーさんも、先のカーリー様と同じく、シヴァの奥さんパールヴァティーの別側面と言われています。

 

このドゥルガーさんがさらに怒って、カーリーを生み出したともされています。

 

 

絵とかだと、優しそうな笑みをたたえているが、

その手には数々の神々の武器を持ち、

ライオンに跨った姿。

 

って、アレ?これトラやん。

 

 

ま、いいかトラでも。

ライオンが定番なんすけどね。

 

世界最強動物決定戦(雑誌『小学〇年生』の企画)で、

ライオンvsトラは一勝一敗ですからね。

 

しかもどっちも優勝候補のティラノサウルスを倒している。

 

って、何の話やねん。

 

〇ドゥルガー無双!悪魔アスラとの戦い

さてドゥルガーさん。

 

神さまたちが、アスラっつーめっちゃ強力な悪魔に攻められたとき、

シヴァ、ヴィシュヌたちは

「うりゃっ!」

って感じで自らの身体から光を発したんだそうな。

 

その光が混ざり合わさり、一人の女神、ドゥルガーを生み出したんだとか。

 

 

自分らで戦えばええがや、

とも思うが、まぁいいだろう。

 

 

そうして生み出された戦いの女神ドゥルガーは、神々から譲り受けた武器を駆使し、

無事悪魔アスラを撃退したとのこと。

 

最後はシヴァの武器、三叉槍(さんさそう)でトドメを刺したと言われております。

シヴァ

この後ろにあるやつっすね。

 

ちなみにサンスクリットでは「トリシュル」という、かっこいい名前が付いている。

 

 

このトリシュルでグサーーッとひと突き。

 

 

そんなドゥルガーさん。

 

シヴァやヴィシュヌでも勝てなかった相手に打ち勝ってしまうあたり、

 

実はいちばん強ぇえんじゃねぇか?

 

とも噂されています。

 

 

神々異種格闘トーナメントでもやったら、

確実に優勝候補に挙がりそうですね。

 

ドゥルガーvsカーリーとか闘わせてみたい☆

 

そんなドゥルガーさん。

 

インドでもドゥルガー寺院とかあるし、

色とりどりのインド式彫刻や石像もよく見かけます。

 

お土産屋さんのグッズでも人気ですね。

 

そんな最強!の呼び声の高いドゥルガーさんが第7位!

続いて第8位はっ?

 

◇ハヌマーン~『ラーマーヤナ』のスーパーヒーロー猿!

ハヌマーン

ワイは猿やっ!

ハヌマーン猿やっ!

 

ってな具合で、先のラーマの物語のときにも登場した怪力ヒーロー、ハヌマーンが第8位っ!

 

このへんになると微妙なんですけどね。

 

一応カーリーからの流れでドゥルガーを7位にしたところがあるけど、

もしかしたらドゥルガーより人気があるかもしれないです。

 

6~8位あたりは実質そんなに差はなさそう。

 

 

このハヌマーン様、スゴいです。

 

山、持ち上げてます。

 

〇山をも持ち上げる怪力ハヌマーン!

『ラーマーヤナ』のくだりで、

魔神ラーヴァナとの戦いで致命傷を負ったラーマを助けるべく、

ハヌマーンは特別な薬草を取りにヒマラヤへと向かいます。

 

しかしお目当ての薬草がなかなか見つからず、

 

「ええーい、こんなチマチマ探してられるかっ!

山ごと持って行ってしまえーーっ!!」

 

と、山を持ち上げているシーンが、よく絵とかに登場する有名なハヌマーンの姿。

 

 

それでその山どうしたんだろう?

 

まさか山ごとラーマに飲ませるわけにもいかんし、

結局山ごと持ってって、後からチマチマ探したんだろうか?

 

とまぁ、常識的な疑問は何の役にも立たない、ツッコミどころ満載のインド神話なので、

そこはスルーしておきましょう。

 

 

しかもその薬草、月の光を浴びると効果がなくなっちゃうということで、

まさに月が昇ろうとしていたとき、

なんとハヌマーンは月を飲み込んでしまったんだそうな。

 

……

 

ツッコまないよー。

 

 

ま、そんなハヌマーンのおかげで一命を取り留めたラーマは、

結果ラーヴァナとの戦いに勝利を収めるのであった。

 

メデタシメデタシ。

 

 

お茶の間でも人気の高い『ラーマーヤナ』。

その中でもハヌマーン人気はラーマに追随するほど高い。

 

 

子どもたちにとっては大ウケでしょうね。

 

すげー、ハヌマーン!かっくいー!!

 

みたいに。

 

『ラーマーヤナ』ごっことかやってそうですね。

 

そんでみんなハヌマーンをやりたがる。

 

「オレじゃあハヌマーン!」

 

「あ、ズルい!じゃあオレ、ラーマ!

お前ラーヴァナやれよー」

 

とか言って遊んでそうですね。

 

 

そんなハヌマーン。

 

彼にはもう一つの名シーンがある。

 

〇胸をも切り開く忠義の猿!

ラーヴァナとの戦いを終え、

ラーマこそ使えるべき主君だと確信したハヌマーンは、

それを猿の王様に伝えた。

 

するとその猿王は、

 

「それならば、そのラーマへの忠誠の証を見せてみるがよい」

 

とハヌマーンに命じた。

 

 

するとハヌマーンは、即座に自分の胸を切り裂き、

それを自分の手でグイっと広げてみせた。

 

そこにはなんとラーマとシーターが鎮座しているではないか。

胸を開くハヌマーン

おおお、ハヌマーン!すげぇ

 

まぁ、その見せ方がそもそもインド的というか、

やり過ぎ感満載な感じもしますが。

 

 

でもまさに一点の曇りのない純粋な忠誠心。

忠義の猿、忠猿ですね。

 

 

それでいて、人を食ったような、イタズラ小僧のようなところもある。

 

『西遊記』に出てくる孫悟空は、このハヌマーンがモチーフじゃないかと言われています。

 

なるほど、ありそうですね。

 

 

そんなインドの子ども達のスーパーヒーロー、ハヌマーンが第8位っ!

 

インドの神様ベスト10はあと二枠っ!

 

〇9位発表、その前に…

何やら向こうの方で女性たちが揉めてる声が聞こえますね。

 

女神1:

「あら、もう9位?
私まだ出てきてないじゃないの」

 

女神2:

「アンタなんかいいわよ。
次はアタシよアタシ」

 

女神3:

「オホホホ。
次はわたくしに決まっておりますのよ」

 

女神1:

「ちょっと待ってよ!
9位ってことは、ベストテンだから、あと2枠しかないわよ」

 

女神2:

「大丈夫よ、アタシは確実に入ってるから。
9位ってのはちょっと不満だけどー」

 

女神3:

「アラ、誰があなたが9位だなんて言いました?
そんなこと言ってる方に限って、後で泣きを見るのに。
オホホホホ」

 

女神2:

「キーー!
この女、なんてこと言うのよ!!」

 

……

おっと、何やらまだ呼ばれていない女神様たちの間で醜い争い…
いや、口論が始まっているようですね。

 

さて、口論をしていた3人の女神様とは誰なのか?

 

そして気になる順位はっ??

 

では第9位!

◇サラスヴァティ―~豊穣と学問、富と幸福の女神様!

サラスヴァティー

9位はサラスヴァティーさんでしたねぇ。

日本では七福神の一人、弁天様としてよく知られていますね。

 

三大神が一人、創造の神ブラフマーの奥様でございます。

 

蓮の花の上に座り、琵琶のような楽器(インドではヴィーナという)を持ち、

他の2本の手にはインドで最も古い聖典とされる『ヴェーダ』と、数珠を携えていらっしゃる。

 

水と豊穣の女神にして、学問と知恵、さらには芸術に富、幸福を司る神にまで高められた。

 

もーぅ、何でもアリじゃあないっすか。

 

 

もとはブラフマーの一部から作られたらしいので、ブラフマーの娘という言い方もできるのだが、

自分で作っておいて、ブラフマーはそのサラスヴァティーに恋をしてしまい、

執拗な求愛の後、仕方なく(?)サラスヴァティ―は諦め、妻になったのだという。

 

 

しかしながら実はサラスヴァティ―は、もとはヴィシュヌの妻だったという説もあるらしい。

 

〇実はもとはヴィシュヌの妻だった?~ヴィシュヌを巡る3人の女神の諍い

ヴィシュヌには3人の妻がおり、ラクシュミー、ガンジス河の女神であるガンガー、そしてサラスヴァティーと。

 

その3人の間では常に争いが絶えなかったらしい。

 

ガンガー:

「アタシがホントのヴィシュヌの妻なんだからね!」

 

ラクシュミー:

「いいや、ワタシよ!アンタなんかただの河じゃないの!

そのへんを流れときゃいいのよ!」

 

サラスヴァティー:

「オホホホホ。二人とも程度の低い争いだこと。

聖典『ヴェーダ』によると、私のようにもっとも賢い者が妻になるとされているわ。

オホホホ」

 

ヴィシュヌ:

「………」

 

とまぁ、万事こんな調子で、

特にサラスヴァティーは、持ち前の博識ぶりを常にひけらかすので、一番タチが悪かったんだそうな。

 

そいつを見かねたヴィシュヌは、

 

「どうも博識な女というものは可愛げがない。

サラスヴァティーはブラフマーに押し付けてやろう」

 

ということで、ブラフマーの妻になったんだとか。

 

ちなみにガンガーはシヴァに押し付けたんだそうな。

 

 

女の戦いというのはいつの時代も(?)コワいですねぇ。

 

そんな博識な女神様、サラスヴァティーが第9位!

 

 

さて、ベストテン最後のひと枠っ!

 

第10位はっ⁉

 

◇ラクシュミー~常にヴィシュヌに寄り添う、ヴィシュヌの正妻!

ラクシュミー

てなわけで、第10位はラクシュミーさんでした~。

 

その昔、あらゆるものを創造すると言われる、ミルクの海(乳海:にゅうかい)があったそうな。

 

世界が危機に陥ったとき、

その乳海を、でっかい山を攪拌(かくはん)棒にして、

グールグル、グールグル、神様たちの手でかき混ぜたんだそうな。

 

気の遠くなるような長い時間をかけて行われたこの攪拌作業のことを、

‟乳海攪拌(にゅかいかくはん)”といって、

インドの神話体系の中じゃあ、結構メジャーな出来事なのだ。

 

 

それによって世界は危機から救われ、いろんなものがそのミルクの海から生み出され、

最後に出てきたのが、世にも美しいラクシュミーだったんだそうな。

 

そんな美しいラクシュミーを見て、その場にいた神々は一斉にラクシュミーにプロポーズをする。

 

「オイラの妻になってくれ!」

 

「いいや、オレだ。オレこそふさわしい!」

 

「いいや、オイどんでごわす!」

 

とか言いながら。

 

 

一番熱心だったのはシヴァだったらしい。

 

 

でもラクシュミーが選んだのはヴィシュヌだった。

 

まぁ、これが現在まで続く、シヴァ派vsヴィシュヌ派の対立の遠因になってるそうですね。

 

 

そして、ヴィシュヌも彼女を求め、相思相愛の末、二人は結ばれたんだとか。

 

 

そうして、インド神々界きってのおしどり夫婦、ヴィシュヌ&ラクシュミー夫妻が誕生した。

 

〇生まれ変わっても相思相愛!仲睦まじいヴィシュヌとラクシュミー

ラクシュミーの一途性、ヴィシュヌとの仲の良さは、

ヴィシュヌが化身として、世に生まれ直したときでもよく見て取れる。

 

 

ラーマの項で紹介したように、ヴィシュヌがラーマだったときは

その誠実な妻、シーターに。

 

 

ヴィシュヌがクリシュナになったときは、

育ての母、牛飼いのラーダに。

 

そして、後には妻、ルクミニーとして、彼を見守り、助けてきた。

 

 

そんなラクシュミー、日本では吉祥天如(きっしょうてんにょ)として知られています。

 

 

日本でも吉祥天女を題材として小説や漫画、ドラマも作られたんだとか。

 

見たことあります?

 

私はないですが、サイコスリラーだとか。

 

怖そうやな~。

貞子みたいな感じかな?

 

そんなラクシュミーさんが第10位っ!

 

 

とまぁ、そんな感じで、ここまでインドの神様、(独断ですが)ベスト10を見てきました。

 

〇ベスト10発表、その後(その1)

 

「ちょっと待ちなさいよーーー!!」

 

おっと、これはシヴァの奥さん、パールヴァティーさん。

 

「なんで私が選ばれてないのよ!

あのシヴァの妻なのよ!

選ばれて当然じゃない!」

 

う~ん、そうなんですよね。

 

自分も迷ったんですよ。

 

女の争いもコワいし、いっそのこと3人同率9位にしちゃおうかな、とか考えたんですが。

 

 

でもパールヴァティーさんって、あんまり単独で出てこないんですよね。

だいたいシヴァと一緒のときが多いじゃないですか。

 

エピソードもシヴァ絡みのものが多いし。

 

ま、だから3人の中で比べると、ちょっと見劣りするというか、なんというか。

 

 

ゲッ!めっちゃ怒ってらっしゃる!!

 

コレはヘタしたら旦那に言いつけられて、一瞬で灰にされたりしかねんな…

 

 

いや、違うんですよ、パールヴァティーさん。

 

アナタは実質あの3人の女神様の中では1位なんですよ!

 

だって、あなたの化身というか、別側面とも言われるカーリードゥルガーが6位と7位に入ってるじゃないですか。

 

あれもパールヴァティーさん、アナタが選ばれたも同然。

しかもベスト10に二人も入ってる!

 

よっ!サイコーの女神!!

アナタこそ女神の中の女神!!

 

 

フゥ。

 

どうやらご機嫌を直してくれたみたいだ。

 

てなわけで、次点として、

シヴァの奥様パールヴァティーさんの紹介もしておきましょう。

 

◇パールヴァティー~シヴァの正妻、女神の中の女神!

パールヴァティー&シヴァ&ガネーシャ

スゴいですね、この絵。

シヴァ&パールヴァティーご夫妻に、息子のガネーシャまで入ってる。

 

もちろんシヴァ&パールヴァティーの絵もインドでよく見かけますが、

この3人一緒の家族写真みたいなのもよく見ますね。

 

ご利益高そう☆

 

 

さてパールヴァティーさん。

 

全ての女神の源流とされる‟デーヴィ”の化身とされています。

 

まぁ、なので‟女神の中の女神”と言ってしまっても差し支えはないでしょう。

 

 

そして、「シャクティ」という、あらゆる生命を生み、育てるための聖なる力を持っている女神様です。

 

それはシヴァの持つ絶大なる力を受け止め、創造へと昇華する起爆剤にもなります。

 

 

だから、パールヴァティーはシヴァと対になって描かれることが多いんですね。

 

そしてインド神話の中でも、確かに重要な役割を持っていらっしゃるというわけです。

 

 

そんなパールヴァティーさんのエピソード。

 

その垢から(きったね)ガネーシャを作り、そいつにお風呂の番をさせた話はすでに書きましたね。

 

それが一つの有名なエピソード。

 

 

もう一つ面白い話があります。

 

〇世界を闇に落としたパールヴァティーの‟イタズラ”

シヴァってのは修行好きな神様で、

よく瞑想をしたりするんですね。

瞑想するシヴァ

そうそう、こんなして。

虎の敷き革の上に座って。

 

奥さんパールヴァティーさんにしてみれば、それがときに面白くない。

 

「ねーねー、シヴァー。

瞑想なんかしててつまんなーい。

かまって、かまってー」

 

みたいに。

 

 

そうして、シヴァの瞑想中にちょっとイタズラをしたんです。

 

何をしたと思います?

 

 

後ろからシヴァの両目を隠して、

「だーれだ?」

をしたんです。

 

 

すると世界は闇に包まれ、

全ての生き物が恐れおののいた!

 

このままでは世界が闇に飲み込まれ、沈んでしまう。

 

それを救うためにシヴァがどうしたのかというと?

 

 

なんと額の真ん中に、第3の眼を作ったのであります。

 

ホラ、シヴァの眉間の上にはもう一つの眼があるでしょ?

 

パールヴァティーの「だーれだ?」に対して、

シヴァが第3の眼を作り、

その眼をカッと見開いたことで、世界は闇から救われたらしい。

 

いやぁ、良かったですねぇ。

 

 

パールヴァティーさん、こんなもんでよろしいでしょうか??

 

ホッ、良かった。

満足そうにしてらっしゃる。

 

 

というわけで、ここまでインドの神様ベスト10でございました!

ではここで、今週の(?)のランキングを振り返ってまいりましょう。

 

◇インドの神様ベスト10、おさらい

 

第1位、ガネーシャ。全インドで大人気!現世利益の神サマ

第2位、シヴァ。女性大好き、破壊を司る三大神の一人

第3位、ヴィシュヌ。温和で慈愛に溢れた三大神の一人、インドの中では真っ当な神?

第4位、クリシュナ。子どもの頃から大人気!成長してからは天下一のプレイボーイに

第5位、ラーマ。お茶の間で大人気の『ラーマーヤナ』。その我らが主人公!

第6位、カーリー。身の毛もよだつほどの恐ろしきお姿。それが人々の心をとらえて離さない⁉

第7位、ドゥルガー。戦闘に関しては全神サマ中ナンバーワン?

第8位、ハヌマーン。山を持ち上げ、空を飛ぶ。インドの子どもたち憧れのヒーロー猿!

第9位、サラスヴァティー。学問と芸術と富と幸福の神!日本でもおなじみの弁天様

第10位、ラクシュミー。ヴィシュヌの正妻、従順に寄り添う女神

次点、パールヴァティー。シヴァの正妻、ガネーシャの母。全ての女神の源流、‟デーヴィ”の化身

とまぁ、そんな感じでございましょうか。

 

 

もちろん、ここに挙げた神サマたち以外にも、インドで人気のある神様はたくさんいらっしゃいます。

 

〇その他の神様たちをちょこっと紹介☆

ヒンズー教以前のバラモン教が隆盛だった時代の神様たちも、それぞれの土地土地では大きな人気を誇っていたりします。

 

『ヴェーダ』の主神と言われるインドラをはじめ、火の神アグニ、風の神ヴァーユ、酒の神ソーマに破壊神ルドラ

 

太陽神スーリヤは、東インドに世界遺産の寺院がありますし、

 

「魚の眼を持つ女神」ミーナクシーは、南インドにすっごい寺院があります。

自分も見に行きました。

ミーナクシー寺院ミーナクシー寺院 塔門

最大60mをほこるお寺のゴープラム(塔門)には、カラフルで楽しい神様たちの彫像が丁寧に彫り込まれていて、

その数、一つの塔門でおそらく数百~数千体!(数えたことはありませんが)

 

げにインド人の信仰の力というか、根性たるはスゴいものがあります。

 

ちなみに建立は16世紀。

一つひとつ全部手作業で、コツコツと作っていったんでしょうな。

 

 

北インドのカンジス河流域では女神ガンガーが絶大なる人気がありますし、それぞれの土地によって、

信仰の篤い神様が違うというのも、また広大なインドという国ならではでもあり、面白いですね。

 

 

さて、そんな感じで、多種多様なインドの神様たちについて見てきました。

 

〇むすび~インド人信仰と願いの数だけ生み出された神様たち

インドの神様たちは、インド人の信仰願いの数だけ神様を生み出してきました。

 

そしてまた、数々の神話、エピソードを生み出し、壮大なインドの神話体系を創っていきました。

 

 

それは自分の信仰する神を優位に立たせるためだったり、その力を誇るためだったり。

 

 

あるいはインド人の潜在的な欲求を投影し、それを神話を使って疑似体験したり。

 

ひとつのカタルシス(感情浄化)の役割も果たしてきたんじゃないかなぁ、とも個人的には思ったりします。

 

だからこそ面白いとも言えるんですけどね。

 

妙に人間的な性格だったり、自由奔放、豪放磊落、やりたい放題だったり。

 

インドを旅すると、

 

「この国、なんでもアリだな」

 

とか思うことがありますが、

駅の床で寝るインド人スイカを大量に売るインド人

 

まさにインドの神サマたちも、何でもアリなのでしょう。

 

 

そんな愛すべきインドの神サマたちを、ベスト10形式で紹介して参りました。

 

皆様、ここまでご覧になっていただき、誠にありがとうございました!

 

それでは~。

 

 

 

「ちょっと待ったぁ~~~~~!!」

 

ん、誰だ??

 

〇ベスト10発表、その後(その2)

「まだ終わらせるんじゃないっ!!」

 

誰かと思ったらブラフマーさんじゃないですか。

 

なんですか、せっかくキレイに終わらせようとしてたところなのに。

 

「ワシを紹介しとらんじゃろーがっ!

この三大神が一人、創造の神ブラフマーを!!」

 

え~、まぁ、他の神様のところでちょくちょく名前出てたし、いいかなって。

 

 

それにアナタ人気ないじゃないですか。

 

インドのお土産屋さんでも、

シヴァやヴィシュヌのグッズは売れるけど、ブラフマーのは売れない

って言ってましたよ。

 

「な、なんじゃとぅーーー!!」

 

見た目爺さんだし、なんか地味だし、
‟創造”とか言われてもイマイチピンと来ないし。

 

多分人気ランキングでいったら101位ぐらいとかじゃないっすか?

 

「ガーーーーン」

 

おっと、ショックを受けていらっしゃる。

現実を目の当たりにして、受け止めきれないようだ。

 

「グスン、ワシってばそんなに人気なかったのか。

イジイジ……」

 

そしてイジけていらっしゃる。

 

とても三大神の一人のお姿とは思えない。

 

「もういいもん。誰も信じないもん。

もう全ての創造を止めてやるんじゃもん。

もう何も生み出してやらんもん」

 

おっとブラフマーさん!

そいつぁ困ります!!

 

そんなことになったら、もう母親は赤ん坊を産めなくなるし、植物も芽を出さなくなる。

ゆくゆくは世界の終わりじゃあないっすか!

 

 

まったくもう、神の脅しってのはコワいんだから。

シャレにならないんだから。

 

 

わかりましたよ。

最後に特別に紹介いたしましょう。

 

創造の神様!ブラフマーさんです!!

◇ブラフマー~三大神が一人!創造を司る神サマ

ブラフマー

ブラフマーさん。

 

一応、こんなお姿。

 

 

うん、地味だ。

 

 

他に派手派手な神様、あるいはイケメン、美女の神様たちがいっぱいいますからね。

 

そりゃー、民衆の心もそっちいっちゃうでしょ。

 

 

 

そんなブラフマーさんでも、一応シヴァ、ヴィシュヌと並ぶ三大神の一人として、

創世記に宇宙を創造したとして、最高位の神とされています。

 

そう、位は高いんですよ。

実質的な力や、位置づけも実は超重要な神様。

 

 

ちなみに宇宙は終わることのない創造と破壊が繰り返されていて、

そのサイクルはブラフマーの一生にあたるとされている。

 

ブラフマーの一生とは、‟神サマ年”で100年。

 

で、その神サマ年ってのは、1日がなんと43憶2000万年というから桁違いもはなはだしい。

 

昔の人々がテキトーに数つけただけじゃねーか?(4,3,2だし)

とも思うが、まぁ、そんぐらいすげー長い時間と思っていただければ良いかと。

 

 

そんな実は超重要ポストにおわしますブラフマーのエピソードは、どこか抜けている。

 

〇創造神の恋~何度もフラれたってめげないブラフマー

サラスヴァティーのところで、ブラフマーに執拗な求愛を受けたことはすでに書いたが、

その求愛の仕方がなんともアホらしいというか、なんというか。

 

自分で生み出した、いわば娘のような存在であるサラスヴァティーに対して、ブラフマーは恋をしてしまい、

なんとか自分の妻にしようと、絶えず求愛するようになる。

 

しかしサラスヴァティーは、恥ずかしがったのか、こんな爺さん嫌だと思ったのか、

ブラフマーの後ろに隠れてしまう。

 

そうしたらブラフマーは、後ろに顔を作って、さらに求愛を続ける。

 

 

それでも死角に逃げようとするサラスヴァティーに対して次々と顔を作り、

とうとうブラフマーは4つの顔を持つようになる。

 

 

それならばどの顔からも見られない上に逃げようとするも、

ブラフマーはさらに上に向けて、5つ目の顔を作ってしまう。

 

こうまでされたらさすがのサラスヴァティーも観念し、ブラフマーの求愛を受け入れ、妻になったんだとさ。

 

チャンチャン。

 

 

コントかっ!

 

 

発想がアホっぽいですが、まぁ面白いエピソードですよね。

 

 

ちなみに現在の(?)ブラフマーには顔が4つしかない。

 

これは創造神の座を争って、シヴァに顔を一つ切り落とされたんだそうな。

 

最後に上向きに作った顔のことですね。

 

 

まぁ、シヴァ派のご都合主義のエピソードですよね。

 

でもこれが通説になっていたりする。

 

 

他にも、シヴァのところで書いた、あまりにもデカいシヴァリンガに圧倒されて、シヴァを崇拝するようになったとか、

酔った勢いで自分の娘であるサラスヴァティーに求愛するブラフマーをシヴァが成敗したとか、

 

そんな主にシヴァ派からの捏造エピソード攻撃を受け、

もともとそれに反撃するだけの信者もいないもんだから、

徐々に徐々にその地位を貶められ、現在にも至る不人気ぶりに繋がっているのではないかとも思われたりする。

 

 

あぁ、そう聞くとどこか憐れな感じもするブラフマー。

 

 

頑張れブラフマー。

 

負けるなブラフマー。

 

 

とかちょっと応援してみたり( ‾▽‾)

 

〇「ブラフマー」と「ブラフマン」

ちなみに聖典『ヴェーダ』には、

「ブラフマン」という「根本原理」たる理念が出てくるのだが、

創造の神ブラフマーは、その擬人化された姿だと言われています。

 

 

「ブラフマンとアートマン」とか高校の世界史で習ったような気がするな。

 

「梵我合一」ってやつですね。

 

宇宙の根本原理と、個の人間としての魂が一緒になる、みたいな、そんな概念。

 

ひとつの悟りの境地とも言いましょうか。

 

 

そんなブラフマー。

創造の神様ブラフマー。

 

実は偉いんだぞ、ブラフマー。

 

 

ブラフマーさん、こんな感じでよろしいでしょうか?

 

 

「まぁ、よかろうもん。

そうじゃ、ワシは実は偉いのじゃーー」

 

 

まぁ、ホントに偉い人はそんなセリフ吐きませんけどね。

 

でも良かったじゃないですか。

 

この紹介で、神様ランキング101位から56位ぐらいまで上がりましたよ。

 

「低っ!

それでもまだ低いんじゃもん!」

 

まぁ、101位や56位は言い過ぎとしても、

21位ぐらいには入れるかな?

 

 

そんな実は最高位の神サマ、

この宇宙を創造したと言われる、創造の神ブラフマーさんでしたっ!

 

〇ホントのむすび

 

てなわけで、途中いろいろ脱線しながらも、なんとも面白いインドの神様たちの紹介をして参りました。

 

 

こんな多種多様、カラフルで豪快で、そして人間味の溢れる神様たちを生み出したインドという土壌。

 

そしてそこに暮らすインド人の創造の逞しさと自由さ。

 

 

ホントにすごいのは、むしろそこなのかもしれないですね。

 

今回の記事を作成するにあたり、

昔買ったこの本を特に参考にさせていただきました。

インドの神々

結構読みやすくて面白いですよ☆

 

 

というわけで、これでホントの終わりにしたいと思います。

 

こげな長い文章、最後まで読んでいただいてありがとうございました!

 

 

これからもインドの神サマたちを、どうぞよろしくお願い致します!(何が?)

 

では~。

 

 

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はじめまして、こんにちは。KAJUといいます。

プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます!

 

ヨガや瞑想というものを始めて、いつの間にか15年近くが経ちました。

その間、インドに9回行きました。

 

そのうち6回は、インドはヒマラヤで、とっても濃い(!)、ヨガのコースを受けました。

 

そのうちの1回は、約半年、インドの山にこもって“修行”に明け暮れました。

 

 

そして日本でヨガのクラスを開いたり、各地に出張クラスもするようになりました。

 

 

15年前、まさかそんなことになろうとは、夢にも思っていませんでしたね。

 

そうやって、人生の流れが大きく変わっただけでなく、

自分のカラダや心の状態も劇的に変化していきました。

 

それまではカラダは重かったし、視界もいつも靄がかかったような感じ。

精神的にも鬱に近い状態で、いろんな面でとても苦しい状況でしたからね(^_^;)

 

それがインドに行き、そこで教わったことを日本に帰ってからも実践していくことで、加速度的に良い方向へと変化していきました。

 

 

ヨガをして数年、とある方に手相を見てもらったところ、こう言われたことがあります。

 

「あんた、ヨガやって良かったね~。だって生命線延びてるもん」

 

と。

 

 

僕は確かにヨガと出会って救われました。

 

インドに行ったことで、人生やいろんな自分の状態が、

良い方向に変化していきました。

 

 

 

そんなふうに、僕の人生は大きく変えることとなったきっかけは、沖縄での、とある人との“偶然”の出会いによるものだったのです。

 

そのことにより、もともと思い描いていた人生のイメージとは全く違う方向へと舵を切ってゆくこととなるのです。

 

それは偶然に見えて、全くの必然であったのかもしれません。

 

意識では認識していなくても、意識の下の魂に近い部分においては、

もっとも深く望み、思い描いていたことだったのかもしれません。

 

では、その辺りの、

自分をインドはヒマラヤへと導くことになった、

とある人との出会いのエピソードから書いていきましょう。

 

◇沖縄のマクドナルドでの出会い!全てはそこから始まった。

沖縄

その日僕は家から少し離れたところにある、マクドナルドにいました。

 

当時180円でおかわり自由のコーヒーをすすりながら、本を読んでいました。

その頃の自分の、仕事のない日のよくある過ごし方でした。

 

すると、通路を挟んで左斜め前の席に座っていた男性が、おもむろに話しかけてきたのです。

 

50代ぐらいの、白髪交じりに口ひげをたくわえた、恰幅がいいオジサンでした。

でも全然知らないオジサン。

 

「君、そんな本読むんだ」

 

と、そのオジサン。

 

指さしたのは、机に置いておいた本。

Oshoというインド人マスターの、『秘教の心理学』という本だったかと思います。

 

その本は前日、那覇市の図書館で借りてきたばかりの本でした。

その本と、他あと数冊の、ちょっとオカルトっぽい本を借り(また那覇の図書館がそういう系の本が多い)、

そのうちの1冊を読み、他の本は机に平積みにしていたのです。

その一番上に置いていたのが、Oshoの本だったのです。

 

ちなみに自分は外で本を読むときはいつも、読まない本はカバンに入れておくのですが、

そのときはなぜか、机の上に何冊か置いていたのです。

 

まるで一番上に置いたOshoの本が、誰かに何かのサインを発するかのように…

 

そのオジサンはさらにこう聞いてきました。

 

「インドとか興味あるの?」

と。

 

当時自分はヨガを始めたばかりの頃で、なんとなくヨガがインド発祥だということは認識していたようです。

 

それぐらいの認識だったんですが、

 

数日前ぐらいだったかな、

テレビの特集で、インドのムンバイが取り上げられていたんですね。

それを見て、なんだか無性にインドに行きたい気持ちが、フツフツと湧いてきた時期でもあったわけです。

 

そんな背景もあったので、そのオジサンの問いに、

「そうですね、行ってみたいとは思いますね」

と答えていました。

 

またそのオジサンがニコッとすごく優しそうに笑うし、

声にも重い響きがあって、直感的に

「あ、この人は信頼できるな」

と思ってしまったところもありました。

 

なので全く知らないそのオジサンに話しかけられても、

特に警戒心とかは生まれなかったですね。

 

そのオジサンは続けて言います。

 

「僕、ついこの間インドに行ってきたところなんだ」

と。

 

自分も少し驚き、

「えっ、そうなんですか」

と答える。

 

どうやらそのオジサン、

インドはヒマラヤで開かれた、とあるマスターのヨガのコースに参加し、

先月帰ってきたばかりだと言う。

 

興味深そうに自分も聞いていました。

 

するとそのオジサンは僕ににこう言いました。

 

「来年も行くんだけど、君も一緒に行く?」

 

と。

 

 

それに対して僕がどうしたと思います?

 

全く見ず知らずの、さっき会ったばかりのオジサンから、

「一緒にインドに行かないか?」と誘われ、

 

普通なら断りますよね?

 

そうでなくても

「少し考えさせてください」

とか、

少なくとも保留しそうなもんだ。

 

でもそのとき僕は、

二つ返事で

 

「はい、行きます」

 

と答えていたんです。

 

 

この瞬間、まさに自分の運命は変わったんだと思います。

 

人生には何かを決断したり、岐路でどう選択するか、

いわゆる“ターニングポイント”と言えるものが幾つかあったりします。

 

そういうときに、人生を大きく動かす選択をしたときって、

ちょっと表現しにくいですが、

ある種の耳には聞こえない“音”がするんですよね。

 

例えて言うなら、ゴゴゴゴゴ…みたいな音。

 

もしくは、身体を震わす振動みたいなものと言った方がいいかもしれません。

 

そのときもそれがありました。

 

「はい、行きます」

 

と言った瞬間、

 

「あ、今人生が動いたな」

 

とハッキリ感じました。

 

どこか、少し武者震いでもするような、そんな感じ。

 

新しい世界に飛び込んでいく、勇気とか覚悟みたいなものも必要とされて、

なんか身が引き締まるような思いもありました。

 

 

ちなみにそのオジサン、昔はOshoのところにもいた方で、

それもあって、Oshoの本を見かけて

「お、コイツは!」

と思ったようです。

 

「これはまさに話しかけろと言っているようなものだ」

 

と。

 

次の年のコースに向けて、日本人の参加者を増やしたい思いもあったそうですね。

そんな背景もありながらの、僕とそのオジサンの出会いであったわけです。

 

向こうの視点で見てみても面白いですよね( ‾▽‾)

 

 

急な誘いとは言え、次のコースの開催はおよそ1年後。

自分の気持ちと、そのオジサンの言っていることが本物なのかを確かめる時間は十分にありました。

 

断ろうと思えばいつでも断れた。

 

でも、当時の自分は、

旅費やコース費の問題などもありながら、

なんとかしてそのコースに参加したい!

 

という思いを逆に強くしていくのでした。

 

そしてその翌年の夏、初のインド行き、

ヒマラヤでのヨガのコースへの参加となったわけです。

 

そこで開かれたヨガのコースというものが、

またなんとも濃いといいますか、

うん、濃いコースでした( ‾▽‾)

 

では続いて、実際のそのヨガのコースについての話をしていきましょう。

◇インド・ヒマラヤ、ヨガ・コースに参加!

インドはヒマラヤ、標高2000mほどにあるヨガのアシュラムで、そのヨガのコースは開かれていました。

ヒマラヤ ナイニータール

ヨガの最高峰とされる、サマディ(三昧)を目指すためのコースで、

もともとは10日間×4年のコース設定でした。

 

レベル1からレベル4まであり、段階が上がるごとに内容もより濃くなり、4年間でサマディを目指すという、そんなコースでした。

 

サマディって何?

そのために何するの?

 

そんなこともよくわからずに最初は参加したものです。

 

 

実際何をやるかというと、

 

朝はいわゆる一般のヨガのような、体操を含めたアーサナ(ヨガのポーズ等)をやる。

軽い呼吸法も行う。

 

だいたい1時間半ぐらいとかでしょうか。

 

 

その後朝食をとって、11時ぐらいから先生の講義が始まる。

この講義が結構ボリュームがあって、だいたい1時間から長いときは2時間近くになるときもある。

 

そして講義の最後には、その日やる技法についての説明があり、

そこから実践に入る、という流れでしたね。

 

先生の指定した複数の呼吸法などの技法を行い、あとはただひたすら瞑想に入っていく。

 

この瞑想の時間もたっぷり1時間ぐらい取ってある。

 

 

最初の年と2年目、レベル1とレベル2は、チャクラ(身体にある7つのエネルギーセンター)を下から順番に、1日1つずつやっていくというスタイルでした。

 

初日第1チャクラ、2日目第2チャクラとやっていく。

 

最初の頃はそこまで効果を実感できていたわけではなかったのですが、

 

5日目の第5チャクラのときがすごかった!

 

実践を終えた後、視界がものすごくクリアになり、とてもスッキリした感じになったのです。

 

外に出て、ヒマラヤの青々とした山を遠くに見ながら、

 

「こりゃ、すげぇ‼( ・O・)」

 

と言っていたのを覚えています。

 

 

そんなして、まんまとヨガの技法のすごさと、

効果の高さを実感したボクは、

日本に帰ってからも、せっせと教えてもらったヨガの実践に打ち込むのでした。

 

そしてそこからまた、毎年ヨガを学びにインドに行くというサイクルも始まるのです。

 

仕事はどうしてたって?

 

当時はアルバイトでしたが、インドに行くたびに辞めてましたね。

だって1回行くのに1ヶ月ぐらいかけて行ってましたから。

 

居酒屋やラーメン屋で働いたり、自動車工場で期間工として働いたり。

 

3年目ぐらいからヨガの講師を始めていたので、それがメインにはなっていましたが。

 

 

そんなこんなで1年目、2年目とインドはヒマラヤでヨガを学び、

それを日本に持ち帰って、お家で実践する日々。

 

コースもレベル2、レベル3となっていくごとに、

だんだん内容も濃く、ハードになっていきました。

 

 

そしていよいよ迎えたレベル4

 

これがまたすごかったです。

そこまでやるの?本当に?マジで⁉

 

みたいなレベル4でした。

 

◇そこまでやるの⁉あぁ、衝撃のレベル4!

瞑想

いよいよ10日×4の最後のコース、レベル4。

 

レベル3も3時間ぐらい瞑想させられたり、結構ハードではあったんですが、

レベル4はさらにその上を行く、ハードなものでした。

 

どんぐらいハードだったかって?

 

例えば最後の日の実践なんて、夜の7時から始めて、朝の7時までやるんですよ。

 

えっ?

 

って思うでしょ?

 

 

つまり正味12時間。

 

12時間⁉

 

正気ですか??

 

って話ですよね。

 

 

それも、その前の日も10時間ぐらいやっている。

その前の日は8時間とかだったかな。

 

だんだん長くなってきて、最後の日が12時間と。

 

 

夜通しやるの?

 

じゃあ昼間寝るの?

 

 

と思いきや、昼間は通常のヨガの実践があり、

先生の講義もある。

 

いつ寝るんすかっ⁉

 

いや、これはむしろ寝るなということか??

 

みたいな。

 

 

まぁ、でも結局みんな夜通し瞑想してる間に寝ちゃうんすけどね。

 

シャバ・アーサナという、仰向けに寝るポーズがあって、

座るのがしんどい人は、その姿勢になって瞑想していいということにはなっている。

 

なのでその姿勢になって、

最初はがんばって意識をキープしようとしたり、

寝そうになったら座ってみたり、とかやるんだけど、

結局は何時間は寝てしまったり。

 

 

まぁでも、マトモな睡眠、という時間はなかったですね。

それがレベル4、後半の数日間だったでしょうか。

 

 

技法としてもいろんなやり方がありました。

ただひたすら、30分~1時間くらいかけて、呼吸法をガシガシやったりとか、

ただひたすら、イメージのみを使って、カラダの中のエネルギーを動かしたりとか。(これはこれですごい集中力がいる)

 

最後の日は鼻から吸い込んだ呼吸のエネルギーを、後ろから下に持っていく、

それをひたすら繰り返す、というものでした。

 

数日ロクに寝てなくて、でもそういう状態ってかえって集中力が研ぎ澄まされるんですよね。

最初の方とかものすごく集中していた。

 

それもあって、瞑想中にすごい体験もしたんですが。

それはまた機会があればお話ししますね。

 

 

とまぁ、そんな感じの最後のコース、レベル4でございました。

 

 

結局サマディというものはよくわからず、

コース4回受けてどうだったんだろう?

というのはありました。

 

でも、そこを目指していく過程で、さまざまな恩恵を、僕は受けることができました。

 

カラダはものすごく軽くなったし、内側のエネルギーの状態も良くなった。

視界もクリアになったし、何より感情の面ですごく解消された。

 

それまでは怒りやら哀しみやら、自分のそういう負の感情で自分をひたすらに苦しめてきたわけですが、

それがものすごく軽くなった。

 

すごくすごく、ヨガと出会って、インドはヒマラヤへと導かれて、僕は救われたんだと思います。

 

だからそれを他の人にも伝えたくなった。

 

そうして僕は日本でヨガを教える活動を始めることになります。

 

 

◇ヨガのクラスを展開!日本各地にも教えに行くようになる

始めて自分がヨガのクラスを始めたのは、インド2年目のコースから帰ってきた後、2005年の秋でした。

 

当時住んでいた新潟で、地域のコミュニティセンターを借りてヨガのクラスを始めました。

 

最初こそ2~3人の参加だったのですが、

2回目、地域の情報誌に載せてもらえたこともあり、

一気に20人以上に!

 

そこから参加者の要望もあり、

平日のクラスを作ったり、夜のクラスを作ったり。

新潟の別の地域でクラスをやることになったり、長岡まで呼ばれて行くことになったり。

 

あれよあれよと月20クラス近くやるような状態になっていきました。

スムーズにいくときってのはホントにいくもんですね。

 

 

そのうちSNSで知り合った方から名古屋でやってほしい、京都でやってほしい、東京でもやってほしいと声がかかるようにもなりました。

 

そこに後から大阪のクラスも加わり、

月に1回、各地を回る“巡業ヨガ”なんてのをしていました。

 

だいたいは夜行バスとかで行くことが多かったですが、

ときにはオンボロ軽自動車に乗って、しかも下道で、

新潟→京都→大阪→名古屋→東京→新潟と、

1週間くらいかけてグルっと回る、なんてこともありました。

 

 

教える内容は、通常はアーサナ+呼吸法&瞑想のクラスでしたが、

京都ではチャクラを教えるクラスもやっていました。

 

月1回、1チャクラごとやる、なんてときもありましたね。

 

 

ただ、そんな日々もだいたい3年ぐらいで終わることになります。

 

突っ走ってちょっと疲れたんでしょうかね。

当時付き合っていた彼女にフラれたということもあった。

 

教えることに意識がいきすぎて、自分の実践が進まないもどかしさもありました。

 

僕は全てのクラスをやめ、新潟から山梨の山の方に移住することになったのでした。

 

◇最後の集大成!およそ半年のインド・ヒマラヤ山ごもり!

2008年の7月から、山梨に引っ越して、八ヶ岳の麓で、ホテルでアルバイトをしながら生活していました。

 

途中から働くペースも落として、なるべく自分のヨガの実践に集中しやすい環境を作っていった。

 

半年ぐらいいましたが、最後の3ヶ月は仕事も完全に辞めて、自宅でヨガの実践をしたり、まぁ、ボーっとしたり、していました。

 

それは自分の中では、次にインドに行く準備でした。

 

次のインドはインドビザの期間ギリギリの、半年間行くことに決めていたのです。

それもヨガのアシュラムに籠っての、“修行三昧”の日々にするつもりでした。

 

その中で自分がどこまでいけるか試してみたい!

一回本当に集中して、突きつめてやってみたかったんですね。

 

 

そうして2009年の4月、僕は日本を発ち、

インドはヒマラヤへ。

このときが7回目のインド行きだったかな。

 

面白いですよ。

そこまで行ってると、インドに着いたときに、

 

「インドに来た」

 

じゃなくて、

 

「インドに帰ってきた」

 

って感覚になるんですよね。

 

もはや当時のボクには、第2の故郷と化していたのでしょうか。

そんなに好きではなかったんですけどねぇ、インドという国も、インド人も。(いや~)

デリー インド

だって臭いし、汚いし、インド人は図々しいし、嘘つくし(しかも悪気がないから始末がわるい)、ときには騙そうとするし、

みたいな(;‾▽‾)

 

まぁでも、何度も行っているうちに、そういう好き嫌いとかではない、“愛着”みたいなものが出てくる。

 

今でない生において、インドに住んでいたときもきっとあったのでしょう。

 

そんなノスタルジアを感じさせる国インドに降り立ち、

都市部はすぐに離れ、あぁ、自然に囲まれたヒマラヤへ。

 

最初の1ヶ月くらいはただのんびりしていました。

 

5月のGWの時期にコースが入っていて、先生のレクチャーの通訳など、参加者のサポートをすることになっていたので、そこまでグーっと修行に入れる感じではまだなかったんですね。

 

なので、本格的に“修行”に入っていったのは、そのコースが終わった後、

5月中旬くらいからだったでしょうか。

 

そこからはもーう、まさに1日中ヨガ三昧。

 

朝は早くから起きて、ガンジス川のほとりで瞑想。

ガンジス河 ヒマラヤ インド

その後ホールでアーサナ&呼吸法。

 

 

あとは瞑想をしたり、マントラ(真言)を唱えたり。

 

マントラの時間は長かったですね。

ルドラクシャ(菩提樹の実)のマーラー(ネックレスみたいなもの)を使って、心の中でマントラを唱えるのですが、

これを座りながらやったり、立ちながらやったり、歩きながらやったり。

 

これがとてもいい集中と、エネルギーの浄化になる。

日本だとそこまで長い時間できなかったりしますしね。

 

またインドという国、ヒマラヤというエネルギーの高い場所、

しかも聖河ガンジス川がすぐ傍を流れているという、ヨガの修行としては最高の環境でした。

 

なので、同じヨガの実践をするにしても、密度が濃いというか、効果が高い。

 

感覚ですが、日本で同じことをするのの、4倍~5倍ぐらいの効果があるな、と感じました。

 

 

そんな素晴らしい、ヒマラヤでの修行の日々。

 

順調に、自分の身体やエネルギーの状態も整っていきます。

 

 

そしてボクは、修行の最後の仕上げとして、

40日間、なるべく部屋に籠る、という荒行(?)を決行するに至るのです。

 

 

◇インド人もビックリ!修行のラストを飾る40日間!

1回やってみたかったんですよね。

誰とも会わないで、一人で修行に集中するというの。

 

ホントは、ヒマラヤの山奥の山小屋にでも行きたかったんだけど、

それは危ないということで断念。

 

仕方なしに、ヨガのアシュラムの自室にて決行することにしました。

 

インド人のマネージャーさんに、

 

「明日から40日部屋に籠るんでよろしく」

 

って言ったら、

 

「40 days⁉(;゚Д゚)」

 

と驚いてました。

 

 

そんなインド人もビックリの40 days。

 

前日に市場でしこたま食糧を買い込んできて、次の日からスタート。

 

 

いやぁ、これもまた相当濃かったですねぇ。

 

 

実際は飲み水のトラブルとかで、途中アシュラムのキッチンまで往復しなきゃいかなくはなったんですが。

 

まぁ、それ以外はほぼ部屋から出ない、40日の集中修行!v( ̄Д ̄)v イエイ

 

 

いやぁ、良かったですよ。

ラストの10日とか、結構いいとこいけましたもん。

 

そこまで集中してできたことは、今の僕にも役立ってます。

 

ただ、目標としていた、ヨガのサマディとやらまでは届かなかったようです。

 

まぁでも、そこからまた改めてボチボチやっていくかな、とは思いました。

 

実際は、そうやって突き詰めてやっていくというのは少し違っていたんでしょうね。

 

サマディ、僕は“悟り”のようなものと捉えていましたが、それはそんなやり方で得られるものではなかった。

そもそもそれは得られる類のものなのか、なんなのか。

 

お釈迦様だって、7年の“苦行”の時代には悟れなかったわけですしね。

 

そして、その後僕は…

 

◇エピローグ~そして僕はヨガの地平のその先へと向かう

地平線

ヨガは僕にとっては、あくまで一つの手段でした。

 

学生の頃から思っていた、

 

「世の中の真実を知りたい」

 

そんな思い、目的のための。

 

 

そんな“真実”を知るために、

たくさんの本を読んだり、心理学をかじってみたり。

 

そんな中で、瞑想を知り、ヨガと出会ったわけです。

 

 

そしてヨガの実践を通して、

自分のカラダの状態、心の状態は格段に向上しました。

 

ヨガのクラスを開いて、各地に出かけるようになって、そこでたくさんの人にも出会いました。

 

そんな様々な“恩恵”を、僕はもらってきました。

 

 

でも、もともとヨガを始めた当初の目的は達成されたのか?

というと…?

 

されませんでした。

 

ヨガも真我の合一とか、悟りに近いものを説いてはいますが、

「ヨガの中」に留まっていては限界もあるな、と感じています。

 

事実、世の名でいわゆる「悟りをひらいた」と言われるような方、あるいは“覚醒者”と呼ばれるような方は、

いわゆる“ヨガの人”ではない方が多い。

 

ヨガはやはり、“修行系”なんでしょうね。

 

ヨガと関係が深いとされる、ヴェーダやウパニシャッドなどの古代のインドの哲学の中には、

「何もすることはない。ただ明け渡すだけだ」

という記述もあるようです。

 

悟りとは、どちらかというと、そういう方向にありそうなんですね。

 

それが、「ヨガの地平のその先」と言えるのかもしれません。

 

 

そんな流れの中、

僕は必然的にヨガを“卒業”し、開けた地平の広大さの中にフラフラと迷いながらも、

 

その先へと進んでいったのです。

 

その進んでいる過程の中に、今の僕はいるんだと言えそうですが。

 

まぁ、またそのあたりの話は別の機会にでもお話しすることはあるでしょう。

 

 

僕は、ヨガはとても素晴らしいものだと思っています。

 

ヨガから受けられた恩恵はものすごく大きかったし、それで救われた経験もしてきた。

それをヨガのクラスを通じて伝えてきたことはありましたが、

 

今改めて、このブログを立ち上げて、記事を積み重ねていくことで、

そこで得られたこと、そのための方法、考え方などを伝えていければと思っています。

 

ヨガのポーズだけではない、その他もろもろのヨガの技法等があり、

そして実はそっちの方が効果がすごい!

とか。

 

そういうことは長年実践もしてきましたし、実感を込めて伝えられるところであります。

 

 

そしてそれだけでなく、

ヨガの中だけに留まらず、

そこを超えた視点、そこを超えた地平というものがあるんだということもまた、伝えていければいいなと思っています。

 

 

そんな今の自分です。

そんなKAJUです。

 

ちなみにKAJUというのは、本名は和人(かずひと)なんですが、

インド人に、

「Please call me Kazu(カズと呼んで)」

と言うと、

 

インド人には「z」の発音がないらしく、

みんな

「カジュ」

と言うんですよね。

 

ちなみにインドで「カジュ」はカシューナッツのことだったりするんですよね。

 

 

そんなとこから来てます( ‾▽‾)

 

 

カジュの方がなんか柔らかいし、なんかバカっぽいから、僕は気に入ってます☆

 

 

 

そんなこんなで、プロフィールの方は以上にしたいと思います。

 

こんな長い文章読んでくれて、本当にありがとうございました!

 

どうぞよろしくお願いします!!\(^o^)/

 

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